犬を飼っている人であれば、可愛い愛犬とは寝る時も同じ布団で一緒に寝たいと思っているのではないでしょうか。
今回の記事では、そんな犬と一緒に寝る時の注意点や犬と寝るための方法、比較的一緒に寝やすい犬種などを紹介していきます。
犬と一緒に寝る場合の3つのリスクとは
1. 衛生面
狂犬病など「人獣共通感染症」というペットから人間へ、また逆に人間からペットに感染する病気があります。
抵抗力が弱っている幼児・高齢者は感染することで、症状が重症化することもあります。
犬と一緒に寝る時は、衛生面に注意が必要です。
2. 自立
普段から一緒に寝ていると、犬にとって飼い主と一緒に寝るのが安心というのが習慣になってしまいます。
この状態でペットホテルなどに預けなければならない時などは、犬にとって飼い主と一緒に眠れないことがとてもストレスになってしまいます。
遊ぶ時などは一緒、寝る時は別にすることで犬の生活にメリハリをつけて、飼い主が常に一緒にいなくてもストレスが溜まらないようにしてあげましょう。
3. 寝返り
小型犬の場合、飼い主の無意識の寝返りはとても危険です。
小型犬が眠っている時に、飼い主の体重で下敷きなどになってしまえばケガなどの原因になる可能性があります。
一緒に寝ることは、犬に危険が及ぶ可能性があるということも、飼い主は頭に入れておかなければなりません。
比較的一緒に寝やすい7種類の犬種
小型犬のほうが飼い主と眠る傾向が強いようです。
理由としては、小型犬は人と密着して生きており人間への依存心の強さが考えられます。
また小型犬は体の大きさが小さいので、人間である飼い主が一緒に寝たいからという都合も理由として考えられます。
一緒に寝る場合の効果的な3つの方法
1. 短い時間から
飼い主さんの中には一緒に寝ると自分の寝相の悪さで、犬にケガさせてしまうかもしれないと思い一緒に寝るのをためらっている飼い主さんがいるかもしれません。
昼寝など短い時間犬と一緒に眠り、その中で飼い主と犬が一緒に寝ても大丈夫かを確認して慣らしていきましょう。
2. しつけができてから
しつけができていないと、犬は布団の上でトイレをしてしまったりするので大変です。
まずはトイレのしつけが完了してから一緒に寝るようにしましょう。
それに、しつけが完了していないと犬との信頼関係もできていませんから、一緒に眠るのは難しいと思います。
3. 布団に呼ぶ
布団に呼んで、来てくれなければ犬自体に一緒に眠るという気がありません。
呼んで来てくれるようになっている頃には、信頼関係ができているので布団に入ってきたら優しく撫でてあげて、犬が安心して眠れるようにしてあげましょう。
犬と一緒に寝る場合の子犬と成犬の違い
1.子犬
子犬の場合、しつけが完了していないので一緒に寝ようと思っても、噛み癖や夜鳴き、排泄を色々な所でするなど、一緒に寝るのは難しいかもしれません。
また、子犬は成犬と違い体が成長しきってないため、飼い主の無意識の寝返りなどがケガの原因になる可能性が高く、とても危険です。
2.成犬
成犬の場合、しつけが完了していれば噛み癖や夜鳴き、排泄など問題なく一緒に寝るのもそんなに難しくないかもしれません。
ただし、成犬になるまでにしつけがしっかりとできていなければ、就寝中に排泄が上手にできないなど一緒に寝ることに対して、色々な問題が出てきます。
犬と一緒に寝るときの4つの注意点
1. しつけが終わってから
しつけで、犬と主従関係ができてない時は一緒に寝るのは止めましょう。しつけが完了していない状態で、一緒に寝ている犬を起こしてしまうと噛まれる危険などがあります。
2. 犬種を確認する
小型犬などは、一緒に寝ると飼い主の寝返りによる踏みつけや、ベッドからの転落でケガをしてしまう可能性があります。
一緒に寝る場合、小型犬の寝る場所はなるべく同じベッドではなく、飼い主のベッドの近くに作ってあげるようにしましょう。
3. 水の用意
犬は体温が高いので、すぐ暑くなってしまいます。
犬が夜間に安眠できるように、飲水を用意しておきましょう。
4. 場所の確保
犬も寝る時は、いつも飼い主と一緒にいたいとは限りません。
睡眠中いつでも部屋を出られるように扉から出られるようにして、犬が睡眠中排泄を我慢しないようにトイレの場所も用意しておきましょう。
今回のまとめ
犬と一緒に寝る場合の3つのリスクとは
比較的一緒に寝やすい7種類の犬種
一緒に寝る場合の効果的な3つの方法
犬と一緒に寝る場合の子犬と成犬の違い
犬と一緒に寝るときの4つの注意点