あなたはパピヨンのしつけの仕方が気になっていますよね?この記事ではシーズーのしつけの仕方と飼い方をご紹介します。
パピヨンの飼いやすさの目安
パピヨンの飼いやすさの目安を紹介します。
社会性・協調性がある | ★★☆☆☆2 |
健康管理がしやすい | ★★★★☆4 |
初心者向き | ★★☆☆☆2 |
噛み癖がつきにくい | ★★☆☆☆2 |
訓練されるのが好き | ★★☆☆☆2 |
物覚えがいい | ★★★★☆4 |
パピヨンのしつけの3つのコツ
- お座り
- 待て
- 伏せ
基本的なことですが飼い主との主従関係を築くためには、この3つができないとその他の応用となるしつけができません。
まずはしっかりこれらを覚えさせてましょう。
1.愛情
パピヨンはとても賢い犬種です。愛情を持ってしつけてあげればすんなり覚えてくれるでしょう。
2.コミュニケーション
ナイーブな性質をもつパピヨンは、愛情を持って接していてもコミュニケーションが足りなければ弱ってしまいます。遊びの中にしつけを取り入れることでコミュニケーションを取りながらしつけましょう。
3.適度に無視する
パピヨンは賢いためしつけも覚えやすいですが、悪いこともすぐに覚えます。
- 「吠えたらエサをくれる」
- 「吠えたら散歩に連れて行ってくれる」
- 「吠えたら玄関にきた怪しいやつがいなくなる」
これらは吠えたらこうなると、悪いことを覚えた例です。
こうならないためにも、吠える噛むなど悪いことをしたときは無視するということを覚えておいてください。
叩いたりは絶対ダメ、犬にとっての罰は無視が基本です。
パピヨンを飼うのに向いている人
1.遊びスペースのある室内飼いができる方
パピヨンの飼い方の項目とかぶりますが、まずは室内飼いできる環境がある方です。
そして、パピヨンは元気な犬種ですから、室内でもしっかり遊ぶスペースが取れるような方が向いています。
どの部屋も物や家具が多いお宅では、パピヨンがケガをしてしまうのでオススメできません。
2.小型犬とたくさん遊びたい方
パピヨンは小型犬の中では活発なほうで運動量は多いです。そのため毎日の散歩はもちろん室内でたくさん運動させる環境が整えられるかどうかが重要になります。
また、運動不足は太りやすくなるだけでなく、ストレスを溜めてしまうため普段の行動にも悪い影響が出てきます。
そういったことからも、小型犬が欲しいけどしっかり犬と遊びたい方に向いているといえるでしょう。
3.しつけをしっかり行える方
パピヨンに限らず他の犬種にでもいえることですが、しっかりとしたしつけができるかは重要です。
とくにパピヨンのように見た目が可愛らしい犬種は、可哀想だからと上手くしつけができない方がいます。しつけができていないと噛んだり吠えたり攻撃的になりやすい犬種ですから、飼い主との主従関係をはっきりさせておきましょう。
そういった意味でも、可愛さに負けずにしっかりしつけができる人が向いている犬種といえます。
パピヨンを飼う場合の3つの心構え
1.狂犬病のワクチンを毎年打つ
パピヨンに限りませんが、狂犬病のワクチンは国で定められているため必要となります。また、狂犬病は治療法もなく死亡率が100%とかなり危険ですのでワンちゃんのことを考えるといずれにしても必要になります。
2.換毛期と抜け毛
パピヨンは基本的に被毛がシングルコートなので、一般的には抜けにくいといわれています。
しかし、中にはダブルコートのパピヨンもたまにいるので、ダブルコートだと抜け毛が多くなります。ダブルコートだと春と秋に換毛期、毛がかなり抜ける時期があります。
※北欧の寒さが厳しい国で飼われているパピヨンはほとんどダブルコートです。
3.お手入れ
カット犬種ではありませんが、足の裏や爪は毛がずっと伸びます。また、衛生的にお尻周りを綺麗にすることで肛門系の病気の対策にもなります。
飼い方に関する6つの注意点!
1.室内飼いが必須
パピヨンは長い時間をかけて愛玩犬として適応してきた犬種ですので、外で飼うには適していません。室内飼いができない方には飼うことをおすすめできません。
またパピヨンはシングルコートという抜け毛の少ない毛質ですが、テリアやトイプードルに比べるとしっかり抜け毛があります。犬の毛にアレルギーがない家庭というのも条件に入るでしょう。
2.屋根つきのゲージを
パピヨンは小さいのにジャンプ力が結構あります。
生後半年でサークルの90cmの壁を飛び越えた例もあります。最初のゲージは屋根付きのものにしてください。
3.床が滑らないように対策を
また室内でも元気に遊びまわりますので、床が滑らないようにあらかじめ対策をしておきましょう。床が滑りやすいとケガをしやすいですし、膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)になりやすくなってしまいます。
治療費もばかになりませんので、必ずこの対策は行いましょう。
4.毎日の運動も重要
小型犬というと散歩が少ないイメージですが、パピヨンは活動的でやんちゃな犬種です。30分くらいの散歩は毎日必要だと覚えておいてください。
ドッグランなどに連れて行くととても喜びますし、犬の社会化にもつながるので一石二鳥です。
5.甘やかし過ぎない
パピヨンは賢い犬種です。そのため甘やかしすぎるとその賢さが悪いほうに働いてしまい、自分が一番偉いと勘違いしてやんちゃで攻撃的な吠えまくる犬になってしまいます。甘やかしすぎず節度あるしつけを行いましょう。
6.食事
パピヨンは太りやすい犬種ですので、市販されているペットフードに人参やキャベツなどの野菜を与えるなど工夫をするか、カロリーが低いタイプのフードを食べさせて、肥満にならないよう配慮していくことが重要です。ただ、肥満対策用のフードでは栄養価が足らずケガをしやすくなるので、ローカロリーで低たんぱく質のドッグフードを選ぶようにしましょう。
パピヨンを飼う3つの魅力とは
1.外見の優美さ
フランス語で蝶という意味の「パピヨン」はその名の由来の通り蝶のような立派な毛で飾られています。
その姿はとても繊細で優雅で気品のある印象を受けます。
2.明るく社会的で人懐っこい
パピヨンはとても人懐っこい性格でよく懐きます。その上、賢いので困った行動をほとんどすることがありません。
また他の犬に対してもとても友好的なので多頭飼いにも向いています。
3.頭が良い
パピヨンは犬の中でもかなり頭が良い犬種です。物覚えもいいのでしつけやトレーニングも比較的行いやすく、犬を初めて飼う方にとてもオススメの犬種です。