小型犬に多い病気

8)ミニチュア・ブル・テリアが気をつける病気

ミニチュア・ブル・テリアの飼育の際に、気をつけるべき病気をご紹介します。

1. 水晶体脱臼

水晶体脱臼(すいしょうたいだっきゅう)は、外傷、緑内障などに伴う眼球の増大により水晶体の位置がずれてしまう病気です。最悪の場合には失明に至ってしまう可能性があるので、定期的な目の検査をしておきましょう。

2. 皮膚疾患

皮膚疾患は、ミニチュア・ブル・テリアで気をつけたい病気です。予防策としては、皮膚のお手入れをして清潔にする事が大事です。皮膚疾患になると、投薬、食事、シャンプーなどで時間をかけて治療していく必要があります。

3. 膝蓋骨脱臼

膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)は、ひざの皿がはずれてしまう病気です。
予防策としては、高いところから飛び降りさせない、床に滑りにくいマットを敷くなどの工夫が必要です。普段から様子を観察して何かあれば病院で検査してもらいましょう。

8)ブリュッセル・グリフォン気をつける病気

ブリュッセル・グリフォンの飼育の際に、気をつけるべき病気をご紹介します。

1. 膝蓋骨脱臼

膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)は、ひざの皿がはずれてしまう病気です。
予防策としては、高いところから飛び降りさせない、床に滑りにくいマットを敷くなどの工夫が必要です。普段から様子を観察して何かあれば病院で検査してもらいましょう。

2. 股関節形成不全

股関節形成不全(こかんせつけいせいふぜん)は、股関節が成長するにつれて股関節が変形し歩行に支障をきたしてしまう病気です。普段から歩き方を観察して、何か異変を感じたら病院で診察してもらいましょう。

3.熱中症

ブリュッセル・グリフォンは、呼吸が苦手なので、呼吸器疾患や熱中症に気をつけてください。室内のエアコン調整、水分補給、外出する時間帯などに注意しましょう。

4. 白内障

白内障は、眼の水晶体が白濁して視力障害を起こしてしまい症状が進行すると失明につながることがある病気です。早期発見により点眼薬での進行を遅らせる、外科手術により視力回復させることが出来ます。

目次
  1. マルチーズが気をつけたい病気
  2. チワワが気をつけたい病気
  3. ヨークシャー・テリアが気をつけるべき4つの病気
  4. トイプードルが気をつけたい病気
  5. カニンヘン・ダックスフンドが気をつけたい病気
  6. ミニチュア・ダックスフンドが気をつけるべき病気
  7. パピヨンが気をつけたい病気
  8. ワイヤーフォックステリアが気をつけたい病気
  9. スコティッシュ・テリアが気を付けたい病気
  10. 日本テリアが気をつけたい病気とは?
  11. ウェルシュ・コーギー・ペンブロークが気をつける病気
  12. ビションフリーゼが気をつけたい病気
  13. ハバニーズが気をつけたい病気
  14. ジャック・ラッセル・テリアが気をつけたい病気
  15. ミニチュア・ピンシャーが気をつけるべき病気
  16. イタリアン・グレーハウンドが気をつけたい病気
  17. ケアーン・テリアが気をつけたい病気
  18. ウエスト・ハイランド・ホワイトテリアが気をつけたい病気
  19. 狆が気をつけたい病気
  20. シェットランドシープドッグが気をつける病気
  21. ノーフォークテリアが気をつけたい病気
  22. ビーグルが気をつけたい病気
  23. ボストンテリアが気をつけたい病気
  24. キャバリアの健康上の注意点と気をつけたい病気
  25. ペキニーズが気をつけたい病気
  26. シーズーが気をつけるべき病気
  27. 柴犬が気をつけたい病気
  28. ミニチュアシュナウザーが気をつけるべき病気とは?
  29. パグの健康上の注意
  30. チャイニーズ・クレステッド・ドッグが気をつける病気
  31. 8ニューファンドランドが気をつける病気

マルチーズが気をつけたい病気

1. 目の病気

マルチーズの顔のアップマルチーズは眼瞼内反症(がんけんないはんしょう)や緑内障(りょくないしょう)などの目に関する病気にかかりやすいです。

眼瞼内反症とは「瞼やまつ毛が、眼球の方向へ内側に反転する疾患」で、いわゆる「逆まつげ」のこと。

緑内障とは「眼球内の圧力が高くなり、視神経が圧迫されて、視野が狭まる疾患」です。

この他にも、目に関する病気が多くみられます。
これらは、普段のケアから気づくことができますので、気にして目を見てあげましょう。

2. 心臓の病気

マルチーズの加齢に伴い7・8歳から増えてくるのが、僧帽弁閉鎖不全症(そうぼうべんへいさふぜんしょう)という「心臓の弁膜の障害による疾患」です。
セキや呼吸症状が出てきますので、様子がおかしいと思ったら病院へ連れて行きましょう。

完治することは難しいですが、薬で進行を遅らせることができます。

3. 関節の病気

マルチーズに多いのが、 膝蓋骨脱臼 (しつがいこつだっきゅう)という「膝の皿が正常な位置から外れてしまう疾患」です。この病気は激しい運動や、ベットやソファーなどでの昇り降り運動をさせないことが一番の予防となります。

上記のような症状が見られた場合は、すぐに動物病院での診察を受けてください。 早期発見・早期治療を心がけましょう。

治療費の目安

参考ですが、各病気の治療費をご紹介しておきます。
動物病院は自由診療なので、治療費は地域や病院によって前後します。近所で実際に犬を飼っている方の口コミを参考にしましょう。
もしあまりにも高額な場合はセカンドオピニオンも検討してください。

眼瞼内反症:
3,000〜5,000円/10万円(手術の場合)
緑内障:
5,000~10,000円/回(診察・検査等)
10~20万円(手術の場合)
僧帽弁閉鎖不全症:
2万〜5万円80万〜100万円(手術の場合)
膝蓋骨脱臼:
10万〜35万円(片足)

チワワが気をつけたい病気

膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)

華奢なので、関節に大きな負担がかかると膝のお皿がはずれてしまうことが起きます。これが、膝蓋骨脱臼です。

ソファーから飛び下りたり、階段を勢いよく降りたりすると簡単になってしまい、1回なると癖になってしまうのが特徴なので、パピー期の頃から関節に良い食事を心がけましょう。

気管虚脱(きかんきょだつ)

気管虚脱とは、「息の通り道である気管がふさがり、呼吸困難になる病気」です。

気管が扁平に変形することで十分な酸素を吸えなくなります。中老齢の小型犬に発症することが多く、また肥満により誘発することが多いため、肥満体質になりやすい犬種は注意が必要です。症状としては、ガチョウの「ガーガー」という鳴き声に似た咳の発作が現れ、悪化すると呼吸困難やチアノーゼを引き起こす場合もあります。

特に、呼吸器や心臓に負担がかかりやすい夏場に発症しやすいと言われているため、日頃から気管へ負担をかけないように注意しましょう。

治療費の目安

参考ですが、各病気の治療費をご紹介しておきます。

動物病院は自由診療なので、治療費は地域や病院によって前後します。近所で実際に犬を飼っている方の口コミも参考にしましょう。もしあまりにも高額な場合はセカンドオピニオンも検討してください。

初診料:500~1,500円
膝蓋骨脱臼:10~35万円(片足)
気管虚脱:(手術の場合)30万円~40万円
(通院の場合)平均1~15,000円/1回

ヨークシャー・テリアが気をつけるべき4つの病気

気に隠れたヨークシャーテリア

ヨークシャー・テリアがかかりやすい病気について詳細と予防方法についてご紹介します。

1.膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)

関節に負担や衝撃が加わると膝蓋骨(膝のお皿)が外れ、脱臼を起こします。

発症すると、足を引きずって歩く、触ると痛がるなどの症状が出ます。

ヨークシャー・テリアは激しい運動が好きなことから膝へ負担がかかりやすく膝蓋骨脱臼になりやすいといわれています。

フローリング(滑りやすい床)であればカーペットを敷くなどの対応をとり、足腰に負担をかけないよう心がけましょう。

2.僧帽弁閉鎖不全症(そうぼうべんへいさふぜんしょう)

心臓が収縮するときに左心房への血液逆流を防ぐ働きをする僧帽弁が閉じなくなることで生じる疾患です。

老齢の小型犬に多く見られるため、ヨークシャー・テリアにも注意が必要です。

ちょっとした運動でもすぐに息切れをする、乾いた咳をする、チアノーゼを起こすなどの症状が見られた場合はすぐに動物病院での診察を受けてください。また動物病院での定期健診を行うことで早期発見・早期治療にもつながります。

3.気管虚脱(きかんきょだつ)

気管が扁平に変形することで十分な酸素を吸えない病気です。

中老齢の小型犬に発症することが多く、また肥満により誘発することが多いため、肥満体質になりやすいヨークシャー・テリアは気管虚脱に注意が必要です。

症状としては、ガチョウの「ガーガー」という鳴き声に似た咳の発作が現れ、悪化すると呼吸困難やチアノーゼを引き起こす場合もあります。

特に、呼吸器や心臓に負担がかかりやすい夏場に発症しやすいと言われているため、日頃から気管へ負担をかけないように注意しましょう。

4.低血糖症(ていけっとうしょう)

血液中の糖分が少なくなることで発症し、突然ぐったりとしたり、痙攣や下半身麻痺といった症状が出ます。

原因は下痢や嘔吐などによる栄養分の減少や空腹時が長時間続いてしまうこと、住環境の冷え込みなどが挙げられます。

ヨークシャー・テリアは子犬期に低血糖症を起こしやすい傾向にあります。

食事の回数を多くし、こまめに与え空腹時をつくらないようにする、十分に必要な栄養を与えられるようにする、適度な室内温度を保つなど予防が必要です。

5.乾性角結膜炎(かんせいかくけつまくえん)

乾性角結膜炎はいわゆるドライアイのことで、目の表面が乾いて、角膜と結膜に炎症が生じた状態になることです。眼球面積の大きな犬種がなりやすく、また遺伝的な要因も考えられます。

治療費の目安

参考ですが、各病気の治療費をご紹介しておきます。
動物病院は自由診療なので、治療費は地域や病院によって前後します。近所で実際に犬を飼っている方の口コミも参考にしましょう。もしあまりにも高額な場合はセカンドオピニオンも検討してください。

初診料:500~1,500円
膝蓋骨脱臼:18~30万円
僧帽弁閉鎖不全症:2万〜5万円/80万〜100万円(手術の場合)
気管虚脱:(手術の場合)30~40万円
(通院の場合)平均12,000円/初診
乾性角結膜炎:1~4万円

 

トイプードルが気をつけたい病気

トイプードルの飼育の際に、気をつけるべき病気をご紹介します。

1.皮膚炎

トイプードルは、食べ物アレルギーによる皮膚炎や、アトピー性皮膚炎といったアレルギー性皮膚炎を起こすことがあります。皮膚炎の根治は難しく、投薬、アレルギーに対応したドッグフード、シャンプーなどで時間をかけて治療していく必要があります。

ブラッシングやトリミングをこまめに行うことで、予防や早期発見につながります。

2.膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)

膝蓋骨(しつがいこつ)とは後ろ足ののお皿のことで、遺伝または外部から大きな力が加わることにより、ヒザのお皿がずれてしまう病気です。発症した場合、外科治療が必要になります。

フローリングなど滑りやすい床でとくに怪我しやすいので、そういった点に対策を忘れないようにしましょう。

3.てんかん

てんかんは何らかの原因によってけいれん発作を起こす病気です。

手足・顔・全身のけいれん、意識障害、失禁、よだれなどの症状があります。けいれんが長く続いたり繰り返される場合は、命にかかわることがありますので、症状が見られたらすぐに病院につれて行きましょう。

4.白内障(はくないしょう)

白内障は水晶体が白く濁り、瞳孔(どうこう)に白点がみられる病気で、症状が進行すると失明につながることがあります。老性や先天性などが原因で起こります。

あらかじめ犬目のケアサプリなどを併用しておくのもオススメです。アイケアサプリについては下記の記事で詳しくご紹介しています。 【犬の眼のケア】獣医師が認めた犬用アイケアサプリ「毎日愛眼」

5.骨折

トイプードルは骨折しやすい犬種ですから、あまり高い場所から飛び降りないように注意してください。ソファーに登らせない、抱っこの時の保定をきちんとする、階段の上り下りなどは要注意です。

6.外耳炎

定期的な耳の状態チェック、汚れ、臭いが強い・首をしきりに振る・耳をしきりに掻く症状が見られたら、病院へ定期的な耳の掃除やトリミングサロン・病院でのチェックをしてもらうと予防や早期発見につながり、治療期間の短縮にもなります。

自宅でのシャンプーや水浴時・耳の中を長時間ぬれたままにせず、すぐ乾燥させる対応をおこないましょう。

治療費の目安

参考ですが、各病気の治療費をご紹介しておきます。
動物病院は自由診療なので、治療費は地域や病院によって前後します。近所で実際に犬を飼っている方の口コミも参考にしましょう。もしあまりにも高額な場合はセカンドオピニオンも検討してください。

初診料:500~1,500円  
皮膚炎:平均15,000円/初診
膝蓋骨脱臼:18~30万円/平均
てんかん:1,500円~6,000円
白内障:(手術の場合)20~30万円
骨折:10万~30万円
外耳炎:平均12,000円/初診

カニンヘン・ダックスフンドが気をつけたい病気

カニンヘン・ダックスフンドの飼育の際に、気をつけるべき病気をご紹介します。

1.椎間板ヘルニア

カニンヘン・ダックスフンドに限らず、ダックスフンドはヘルニアの発症率がとても高い犬種です。

椎間板ヘルニアは手術となると合併症を引き起こすなどのリスクがあります。

予防のために、太りすぎに注意したり、腰に負担のかかる運動は避けましょう。

2.糖尿病

糖尿病はシニア期に発症の多い病気ですが、若年時にみられることもあります。

ダックスフンドは遺伝的に糖尿病にかかりやすいといわれていますので、太り過ぎないように食事や運動に気をつけるようにしましょう。

3.外耳炎

外耳炎は耳の垂れているダックスフンドがなりやすい病気といわれています。

菌の繁殖などにより、音の通り道である外耳道に炎症が起こり、汚れ・臭いが強い・首をしきりに振る・耳をしきりに掻くなどの症状が見られます。

定期的な耳の状態チェックや、シャンプー後は濡れたままにせず、乾燥させるなどの対策をしましょう。

4.乾性角結膜炎(かんせいかくけつまくえん)

乾性角結膜炎(かんせいかくけつまくえん)はいわゆるドライアイのことで、目の表面が乾いて、角膜と結膜に炎症が生じた状態になることです。

ダックスフンドのように眼球面積の大きな犬種がなりやすく、また遺伝的な要因も考えられます。

治療費の目安

参考ですが、各病気の治療費をご紹介しておきます。

動物病院は自由診療なので、治療費は地域や病院によって前後します。近所で実際に犬を飼っている方の口コミも参考にしましょう。もしあまりにも高額な場合はセカンドオピニオンも検討してください。

初診料:500~1,500円
椎間板ヘルニア(投薬治療)5,000~数万円程度/回
(外科手術)20~50万円程度、入院は7日間程度
糖尿病:1~3万円/月
外耳炎:平均12,000円/初診
乾性角結膜炎:1~4万円

ミニチュア・ダックスフンドが気をつけるべき病気

ミニチュア・ダックスフンドの飼育の際に、気をつけるべき病気をご紹介します。

1.椎間板ヘルニア

ミニチュア・ダックスフンドに限らす、ダックスフンドはヘルニアの発症率がとても高い犬種です。

手術となると合併症を引き起こすなどのリスクがあります。

太りすぎに注意したり、腰に負担のかかる運動を避けるようにしましょう。

2.糖尿病

糖尿病はシニア期に発症の多い病気ですが、若年時にみられることもあります。

ダックスフンドは遺伝的にかかりやすいといわれていますので、太り過ぎないように食事や運動に気をつけるようにしましょう。

3.外耳炎

外耳炎は耳の垂れているダックスフンドがなりやすい病気といわれています。

菌の繁殖などにより、音の通り道である外耳道に炎症が起こり、汚れ・臭いが強い・首をしきりに振る・耳をしきりに掻くなどの症状が見られます。

定期的な耳の状態チェックやシャンプー後などぬれたままにせず、乾燥させるなどの対策をしましょう。

4.乾性角結膜炎(かんせいかくけつまくえん)

乾性角結膜炎(かんせいかくけつまくえん)はいわゆるドライアイのことで、目の表面が乾いて、角膜と結膜に炎症が生じた状態になることです。

ミニチュア・ダックスフンドのような眼球面積の大きな犬種がなりやすく、また遺伝的な要因も考えられます。

上記のような症状が見られた場合は、すぐに動物病院での診察を受けてください。
早期発見・早期治療を心がけましょう。

治療費の目安

参考ですが、各病気の治療費をご紹介しておきます。
動物病院は自由診療なので、治療費は地域や病院によって前後します。近所で実際に犬を飼っている方の口コミを参考にしましょう。
もしあまりにも高額な場合はセカンドオピニオンも検討してください。

 

初診料:500~1500円
椎間板ヘルニア:(手術の場合)20~50万円
糖尿病:1~3万円/月
外耳炎:平均12,000円/初診
乾性角結膜炎:1~4万円

 

パピヨンが気をつけたい病気

1.膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)

Closeup on thoughtful medical doctor woman in office

膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)は膝のお皿が正常な位置からずれてしまう状態のことをいいます。つまり、靭帯の機能が果たせないため足が地に着きません。

原因は先天性なものだと遺伝子による骨や靭帯の構造の異常。もしくは、落下や打撲さらには肥満も原因として考えられます。

予防法としましては、足に負担をかけない環境づくりが重要になります。したがって、過度の運動やフローリング床などは滑らない工夫をしていくことが飼う上では必要となるでしょう。

2.逆さまつ毛

逆さまつ毛は、まつ毛が目にあたり目やにや涙が増えてしまい、ひどくなると「角膜炎」や「結膜炎」などになってしまいます。
原因は、パピヨンは長毛種であるため毛が伸びると目に入ることがあります。

予防法としましては、伸びた毛が目に入らないように定期的にその部分をカットしてあげるのが効果的ですし、定期検診を受けることで早期に発見することができます。

骨折

パピヨンは骨が細いため、骨折しやすい犬種といわれています。膝蓋骨脱臼同様、高いところからの落下や飛び降りに注意しましょう。ソファーに登らせない、抱っこの時の保定をきちんとするなどの対処が必要です。

脱毛症

ストレスやノミ・ダニ類、ホルモン異常など何らかの原因で脱毛症を発症することがあります。
10円程度の大きさの局所的な脱毛であったり全身に見られる脱毛など、脱毛の範囲や部位は様々で、痒みや炎症を伴います。

上記のような症状が見られた場合は、すぐに動物病院での診察を受けてください。
早期発見・早期治療を心がけましょう。

治療費の目安

参考ですが、各病気の治療費をご紹介しておきます。
動物病院は自由診療なので、治療費は地域や病院によって前後します。近所で実際に犬を飼っている方の口コミを参考にしましょう。
もしあまりにも高額な場合はセカンドオピニオンも検討してください。

逆さまつ毛:15万円前後
骨折:5万円〜
脱毛症:平均15,000円/回
膝蓋骨脱臼:10万円前後35万円(片足)

ワイヤーフォックステリアが気をつけたい病気

ワイアーフォックステリアの飼育の際に、気をつけるべき病気をご紹介します。

1. 皮膚疾患(皮膚炎)

ワイアーフォックステリアは、アトピー性皮膚炎や脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)にかかりやすいといわれてます。投薬の他に、食事を改善したり、皮膚を清潔に保つことが大切です。

2. レッグ・ペルテス病

レッグ・ペルテス病は、1歳以下の小型犬によくみられる病気です。後ろ足の血管の働きに異常が起こり、足を引きずったり痛がったりします。普段から歩き方を観察して早期発見につとめましょう。

3. 肩脱臼

高いところから飛び降りた衝撃や、無理な運動の後に、肩が脱臼してしまうことがあります。先天性の場合もありますので、普段から様子を観察して何かあれば病院で検査してもらいましょう。

4. 二重まつげ

二重まつげは、まぶたの内側にまつ毛が生えてしまう症状です。目やにが多くなる、目をかゆそうにするなどの異常が見られた場合は、病院を受診しましょう。遺伝により発症すると考えられています。

5. 水晶体脱臼

水晶体脱臼(すいしょうたいだっきゅう)は、外傷、緑内障などに伴う眼球の増大により水晶体の位置がずれてしまう病気です。最悪の場合には失明に至ってしまう可能性があるので、定期的な目の検査をしておきましょう。

参考ですが、各病気の治療費をご紹介しておきます。
動物病院は自由診療なので、治療費は地域や病院によって前後します。近所で実際に犬を飼っている方の口コミを参考にしましょう。
もしあまりにも高額な場合はセカンドオピニオンも検討してください。

 初診料:1200円
皮膚炎:平均15,000円/初診
レッグ・ペルテス病:15~35万円

スコティッシュ・テリアが気を付けたい病気

スコティッシュ・テリアの飼育の際に、気をつけるべき病気をご紹介します。

1. フォンウィルブランド病

フォンウィルブランド病は、スコティッシュ・テリアで気をつけたい病気です。フォンビルブランド因子の異常が原因で、遺伝性の止血異常を起こします。根本的な治療がない病気です。

2. レッグ・ペルテス病

レッグ・ペルテス病は、1歳以下の小型犬によくみられる病気です。後ろ足の血管の働きに異常が起こり、足を引きずったり痛がったりします。普段から歩き方を観察して早期発見につとめましょう。

3. 頭蓋下顎骨症

頭蓋下顎骨症(とうがいかがくこつしょう)は、テリア種で気をつけたい病気です。下あごと頭の骨に激しい痛みがあり、口を開けられなくなってエサを食べにくそうにします。遺伝的な要因と考えられています。

4.皮膚炎(皮膚疾患)

スコティッシュ・テリアは、アトピー性皮膚炎や脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)にかかりやすいといわれてます。

投薬の他に、食事を改善したり、皮膚を清潔に保つことが大切です。

5. 尿路結石

尿路結石(にょうろけっせき)は、腎臓、尿管、膀胱、尿道のいずれかに石や砂ができておしっこがうまく出せなくなる病気です。

血尿がでたり、頻回にトイレに行くけれど尿量が少ない、排尿時に痛がることがあります。重症になると尿が出なくなり、食欲もなくなります。ひどくなると命に関わることもあります。スコティッシュ・テリアのオスに多いといわれています。

治療費の目安

参考ですが、各病気の治療費をご紹介しておきます。
動物病院は自由診療なので、治療費は地域や病院によって前後します。近所で実際に犬を飼っている方の口コミを参考にしましょう。
もしあまりにも高額な場合はセカンドオピニオンも検討してください。

 初診料:1200円

皮膚炎:平均15,000円/初診尿結石:9~16万円

日本テリアが気をつけたい病気とは?

日本テリアの飼育の際に、気をつけるべき病気をご紹介します。

1. 関節炎

関節炎は遺伝的な要素と環境的な要素が大きいと言われています。日ごろから食事などの健康に気をつけ、筋力をつけるために適度な運動をさせましょう。

2. 緑内障

緑内障は、日本テリアで気をつけたい病気です。眼圧が異常に高くなってしまい、網膜や視神経に障害が出てしまう病気です。視力低下や失明してしまうケースもあります。

3. 骨折

日本テリアは、活発な犬種ですから、骨折が多い傾向にあります。高いところからジャンプをさせない、周りに危険な物は置かないなどの飼育環境を整えることが大切です。

4.皮膚疾患

日本テリアは、アレルギー性の皮膚疾患を起こしやすいといわれています。投薬の他に、食事を改善したり、皮膚を清潔に保つことが予防に効果的です。

初診料:500~1,500円
関節炎(外科手術):15万円~
骨折:10~30万円
緑内障:(診察・検査等):5,000~10,000円/回
皮膚疾患:3~5万円

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークが気をつける病気

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの飼育の際に、気をつけるべき病気をご紹介します。

1.股関節形成不全

股関節形成不全はウェルシュ・コーギー・ペンブロークで気をつけたい病気です。発症すると歩行に支障をきたしてしまうので、普段から歩き方を観察して、何か異変を感じたら病院で診察してもらうようにしましょう。

2.椎間板ヘルニア

ウェルシュ・コーギー・ペンブロークに限らす、椎間板ヘルニアは胴長の犬種に多い病気です。防止策としては、段差を無くす、床に滑り止めを敷く、ジャンプなど腰に負担のかかる運動を避けるようにしましょう。

3.皮膚疾患

皮膚疾患はウェルシュ・コーギー・ペンブロークの比較的かかりやすい病気の1つです。定期的なブラッシングやシャンプーで皮膚を清潔に保つことが予防に効果的です。

4.フォンウィルブランド病

フォンウィルブランド病は、ウェルシュ・コーギー・ペンブロークで気をつけたい病気です。フォンビルブランド因子の異常が原因で、遺伝性の止血異常を起こします。

初診料:500~1,500円  
膝蓋骨脱臼:10~35万円(片足)
椎間板ヘルニア(投薬治療)5,000~数万円程度/回
(外科手術)20~50万円程度、入院は7日間程度
レーザー照射:4,000円程度/回
絶対安静入院:15,000円程度/日
皮膚炎:平均15,000円/初診
皮膚炎:3~5万円

ビションフリーゼが気をつけたい病気

ビション・フリーゼの飼育の際に、気をつけるべき病気をご紹介します。

1.膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)

膝蓋骨脱臼はビション・フリーゼに限らず小型犬に多い病気で、膝ひざや肘ひじの関節が緩くてはずれやすくなります。
関節に無理な負荷をかけないよう、しっかり運動をさせて関節周りに筋肉をつけることが必要です。

2.外耳炎(がいじえん)

外耳炎はビション・フリーゼなどの毛が多い犬種が気をつけたい病気です。
菌の繁殖などにより、音の通り道である外耳道に炎症が起こり、汚れ・臭いが強い・首をしきりに振る・耳をしきりに掻くなどの症状が見られます。
定期的な耳の状態チェックやシャンプー後などぬれたままにせず、乾燥させるなどの対策をしましょう。

3.尿結石(にょうけっせき)

尿結石は、腎臓や尿管、膀胱、尿道などに石や砂ができる病気で肥満犬やシニア犬に発症することが多いといわれています。

症状としては、血尿がでたり、頻回にトイレに行くけれど、尿量が少ないとか、排尿時に痛がることがあります。重症になると尿が出なくなり、食欲もなくなります。ひどくなると命に関わることもあります。

原因としては、水をあまり飲まなかったりビタミン不足、抵抗力の低下などであると言われています。軽ければ薬で石を溶かして流しますが、石が大きくなっている場合は手術が必要になります。

4.レッグペルテス病

レッグ・ペルテス病は後ろ足の血管の働きに異常が起こり、足を引きずったり、痛がったりします。1歳以下の小型犬によくみられる病気です。早期であれば内科治療を行いますが、進行すると外科的治療となります。外科治療では麻酔のリスクや手術・入院と非常に費用がかかります。
原因が不明で効果的な予防がありません。普段から歩き方を観察し早期発見につとめましょう。

上記のような症状が見られた場合は、すぐに動物病院での診察を受けてください。
早期発見・早期治療を心がけましょう。

治療費の目安

参考ですが、各病気の治療費をご紹介しておきます。
動物病院は自由診療なので、治療費は病院によって前後します。近所で実際に犬を飼っている方の口コミを参考にしましょう。

膝蓋骨脱臼:10~35万円(片足)
外耳炎:平均12,000円/初診
尿結石:9万円〜16万
レッグペルテス病:15万円〜35万円

ハバニーズが気をつけたい病気

ハバニーズの飼育の際に、気をつけるべき病気をご紹介します。

1.膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)

膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)はハバニーズに限らず小型犬に多い病気で、膝ひざや肘ひじの関節が緩くてはずれやすくなります。
関節に無理な負荷をかけないよう、しっかり運動をさせて関節周りに筋肉をつけることが必要です。

2.外耳炎(がいじえん)

外耳炎(がいじえん)はハバニーズなどの耳の垂れている犬種に多い病気といわれています。
菌の繁殖などにより、音の通り道である外耳道に炎症が起こり、汚れ・臭いが強い・首をしきりに振る・耳をしきりに掻くなどの症状が見られます。
定期的な耳の状態チェックやシャンプー後などぬれたままにせず、乾燥させるなどの対策をしましょう。

3.白内障(はくないしょう)

白内障(はくないしょう)は遺伝により発症する先天的なものと、加齢による後天性で発症するものがあり後天性の老年性白内障が多いとされています。糖尿病からの併発により発症することもあります。
予防法はありませんが、早期発見により点眼薬での進行を遅らせる、外科手術により視力回復させることができます。

あらかじめ犬目のケアサプリなどを併用しておくのもオススメです。アイケアサプリについては下記の記事で詳しくご紹介しています。 【犬の眼のケア】獣医師が認めた犬用アイケアサプリ「毎日愛眼」

治療費の目安

参考ですが、各病気の治療費をご紹介しておきます。

動物病院は自由診療なので、治療費は地域や病院によって前後します。近所で実際に犬を飼っている方の口コミも参考にしましょう。もしあまりにも高額な場合はセカンドオピニオンも検討してください。

初診料:500~1,500円
膝蓋骨脱臼:10~35万円(片足)
外耳炎:平均12,000円/初診
白内障:外科手術(一眼)20~25万円程度、入院は5~7日間程度

ジャック・ラッセル・テリアが気をつけたい病気

ジャック・ラッセル・テリアを含むテリア系がかかりやすいと言われている代表的な病気をご紹介します。

1.膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)

小型犬に多いと言われている病気です。膝蓋骨(しつがいこつ)とは後ろ足のお皿のことで、遺伝または外部から大きな力が加わることにより、ヒザのお皿がずれてしまう病気です。発症した場合、外科治療が必要になります。

フローリングなど滑りやすい床でとくに怪我しやすいので、そういった点の対策を忘れないようにしましょう。

2.糖尿病

糖尿病はシニア期に発症の多い病気ですが、若年時にみられることもあります。太り過ぎないように食事や運動に気をつけるようにしましょう。予防法としては、1回の食事の量を与えすぎない、回数を分けるなどです。

3.レッグ・ペルテス病

大腿骨の一部で欠陥の損傷が起き、悪化すると壊死してしまう病気がレッグ・ペルテスです。後ろ足の血管の働きに異常が起こり、足を引きずったり、痛がったりします。1歳以下の小型犬によくみられる病気で、原因ははっきりとは不明ですが、遺伝の可能性があります。

原因が不明で効果的な予防がありません。普段から歩き方を観察し早期発見につとめましょう。足を引きずったり、足に力が入らないなどの初期症状が見られたら、早めに動物病院に連れていきましょう。

早期であれば内科治療を行いますが、進行すると外科的治療となります。外科治療では麻酔のリスクや手術・入院と非常に費用がかかります。

治療費の目安

参考ですが、各病気の治療費をご紹介しておきます。

動物病院は自由診療なので、治療費は地域や病院によって前後します。近所で実際に犬を飼っている方の口コミも参考にしましょう。もしあまりにも高額な場合はセカンドオピニオンも検討してください。

初診料:500~1,500円
膝蓋骨脱臼:10~35万円(片足)
糖尿病:1~3万円/月
レッグ・ペルテス病:15~35万円

ミニチュア・ピンシャーが気をつけるべき病気

ミニチュア・ピンシャーの飼育の際に、気をつけるべき病気をご紹介します。

1.レッグ・ペルテス病

1歳以下の小型犬によくみられる病気で、大腿骨の一部の血管の損傷が起き、悪化すると骨が壊死してしまいます。原因ははっきりとは不明ですが、遺伝の可能性があります。

発症すると足を引きずったり痛がったりしますので、異常を感じたら病院で診察してもらいましょう。

2.膝蓋骨脱臼

膝蓋骨(しつがいこつ)とは後ろ足のお皿のことで、遺伝または外部から大きな力が加わることにより、ヒザのお皿がずれてしまう病気です。

膝蓋骨脱臼を発症した場合、外科治療が必要になります。

3.股関節形成不全

股関節形成不全(こかんせつけいせいふぜん)は、歩行に支障をきたしてしまう病気です。普段から歩き方の観察をして、何か異変を感じたら病院で診察してもらうようにしましょう。

治療費の目安

参考ですが、各病気の治療費をご紹介しておきます。

動物病院は自由診療なので、治療費は地域や病院によって前後します。近所で実際に犬を飼っている方の口コミも参考にしましょう。もしあまりにも高額な場合はセカンドオピニオンも検討してください。

初診料:500~1,500円
レッグ・ペルテス病:15~35万円
膝蓋骨脱臼:10~35万円(片足)
股関節形成不全(手術の場合):15万〜70万円

イタリアン・グレーハウンドが気をつけたい病気

イタリアン・グレーハウンドの飼育の際に、気をつけるべき病気をご紹介します。

1.骨折

イタグレの飼育に関しての注意事項とは?イタリアン・グレーハウンドは、骨折が多い傾向にあります。遺伝的なものかどうかは不明ですが、ドッグランや室内でのジャンプの着地などで骨折してしまうことがあります。

また、麻酔に対して弱いことがあるため、手術の際は注意が必要です。

2.膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)

膝蓋骨(しつがいこつ)とは後ろ足ののお皿のことで、遺伝または外部から大きな力が加わることにより、ヒザのお皿がずれてしまう病気です。発症した場合、外科治療が必要になります。

骨折とあわせて日ごろから気をつけて観察しましょう。

3.てんかん

何らかの原因によってけいれん発作を起こす病気です。手足・顔・全身のけいれん、意識障害、失禁、よだれなどの症状があります。そのような症状があれば、命にかかわることもありますので病院につれていきましょう。

犬のてんかんの4大原因!症状・対処・治療法とは

4.治療費の目安

アメリカンタイプのイタグレ参考ですが、各病気の治療費をご紹介しておきます。

動物病院は自由診療なので、治療費は地域や病院によって前後します。近所で実際に犬を飼っている方の口コミも参考にしましょう。もしあまりにも高額な場合はセカンドオピニオンも検討してください。

初診料:500~1,500円
骨折:10万~30万円
膝蓋骨脱臼:10~35万円(片足)
てんかん:1,500円~6,000円程度/月

ケアーン・テリアが気をつけたい病気

ケアーン・テリアの飼育の際に、気をつけたい病気をご紹介します。

1.レッグ・ペルテス病

レッグ・ペルテス病は後ろ足の血管の働きに異常が起こり、足を引きずったり、痛がったりします。

1歳以下の小型犬によくみられる病気で、原因ははっきりとは不明ですが、遺伝の可能性があります。原因不明で予防が無理な病気なため、子犬のケアーン・テリアが足を引きずったり、足に力が入らないなどの初期症状が見られたら、早めに動物病院に連れていきましょう。

2.緑内障(りょくないしょう)

緑内障とは、眼圧が異常に高くなってしまい、網膜や視神経に障害が出てしまう病気です。

視力低下や失明になってしまうケースもあります。

緑内障はケアーン・テリアの老犬に多くみられる病気です。

3.皮膚疾患(ひふしっかん)

二匹のケアーンテリアケアーン・テリアは、皮膚が弱いため皮膚疾患を起こしやすいといわれています。

定期的なブラッシングやトリミングは皮膚病予防に効果的です。

治療費の目安

参考ですが、各病気の治療費をご紹介しておきます。

動物病院は自由診療なので、治療費は地域や病院によって前後します。近所で実際に犬を飼っている方の口コミも参考にしましょう。もしあまりにも高額な場合はセカンドオピニオンも検討してください。

初診料:500~1,500円
レッグ・ペルテス病:15~35万円
緑内障:(診察・検査等)5,000~10,000円/回
(手術の場合)10~20万円
皮膚炎:3~5万円

ウエスト・ハイランド・ホワイトテリアが気をつけたい病気

ウエスト・ハイランド・ホワイトテリアが気をつけたい病気についてご紹介します。

1.レッグ・ペルテス病

レッグ・ペルテス病は後ろ足の血管の働きに異常が起こり、足を引きずったり、痛がったりします。
1歳以下の小型犬によくみられる病気で、原因ははっきりとは不明ですが、遺伝の可能性があります。

2.頭蓋下顎骨症(とうがいかがくこつしょう)

頭蓋下顎骨症は、顎(あご)の骨に異常が起こる病気です。
子犬に多くみられ、顎が肥大化し、はげしい痛みがあります。
口を開けられなくなって、エサを食べにくそうにしたりします。

3.皮膚炎

ウエスト・ハイランド・ホワイトテリアはアトピー性皮膚炎、食べ物によるアレルギー性皮膚炎、脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)にかかりやすいといわれてます。
皮膚炎の根治は難しく、投薬、アレルギーに対応したドッグフード、シャンプーなどで時間をかけて治療していく必要があります。

4.膵炎(すいえん)

ウエストハイランドホワイトテリアの飼育に関しての注意事項とは?膵炎はウエスト・ハイランド・ホワイトテリアがかかりやすい病気の一つで、[ruby 膵臓 すいぞう]が作り出す[ruby 膵液 すいえき]によって炎症を起こしてしまう病気の総称です。とくにメスがかかりやすいといわれています。

症状としては食欲不振や下痢、嘔吐、発熱、脱水症など。急性の膵炎ではとても強い腹痛を伴います。

膵炎の原因は色々ありますが、犬の場合は肥満や高脂肪の食事を続ける、殺虫剤の誤飲などが関連が高いです。

乾性角結膜炎(かんせいかくけつまくえん)

乾性角結膜炎はいわゆるドライアイのことで、目の表面が乾いて、角膜と結膜に炎症が生じた状態になることです。眼球面積の大きな犬種がなりやすく、また遺伝的な要因も考えられます。

治療費の目安

参考ですが、各病気の治療費をご紹介しておきます。

動物病院は自由診療なので、治療費は地域や病院によって前後します。近所で実際に犬を飼っている方の口コミも参考にしましょう。もしあまりにも高額な場合はセカンドオピニオンも検討してください。

初診料:500~1,500円
レッグ・ペルテス病:15~35万円
皮膚炎:平均15,000円/初診
膵炎:3~10万円
乾性角結膜炎:1~4万円

狆が気をつけたい病気

1.眼瞼内反症(がんけんないはんしょう)

眼瞼内反症(がんけんないはんしょう)は、まぶたのフチが眼球の内側に入り込みやすくなり、まつげが眼を刺激して炎症を起こしてしまうものです。
簡単に言えば、眼瞼(がんけん)とは逆さ睫毛(まつげ)のことで、まつ毛が目に入る状態です。

涙の量が増えたり、目をかいたり痛そうにしていたら要注意です。

2.膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)

膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)は小型犬に多い病気で、 膝(ひざ)や肘(ひじ)の関節が緩くてはずれやすくなります。

関節に無理な負荷をかけないよう、しっかり運動をさせて関節周りに筋肉をつけることが必要です。

また定期的な検査をするのも大切です。

3.乾性角結膜炎(かんせいかくけつまくえん)

乾性角結膜炎(かんせいかくけつまくえん)はいわゆるドライアイのことで、目の表面が乾いて、角膜と結膜に炎症が生じた状態になることです。

乾性角結膜炎は、狆(チン)のように眼球面積の大きな犬種がなりやすく、また遺伝的な要因がある場合もあるといわれています。

4.熱中症

熱中症は熱が体内にこもってしまった状態で、「めまい」「痙攣(けいれん)」「吐き気」「頭痛」などが全身に起こる症状の総称です。

ひどい場合は意識を失い、そのまま死に至ることもありますが、きちんと予防しておけば防ぐことができる病気です。

狆は暑さ寒さにとにかく弱いので、夏はもちろんですが、春先や秋の残暑の時期も室内の温度管理に気をつけましょう。

犬の熱中症に注意!熱中症の症状や対策、治療について

治療費の目安

参考ですが、各病気の治療費をご紹介しておきます。

動物病院は自由診療なので、治療費は地域や病院によって前後します。近所で実際に犬を飼っている方の口コミも参考にしましょう。もしあまりにも高額な場合はセカンドオピニオンも検討してください。

初診料:500~1,500円
眼瞼内反症:(手術の場合)10万円~
膝蓋骨脱臼:10~35万円(片足)
乾性角結膜炎:1~4万円
熱中症:3万円~

シェットランドシープドッグが気をつける病気

1.特発性てんかん

比較的若い時期からも発症し、原因不明のけいれん発作を起こす病気です。全身のけいれん、意識消失、失禁、よだれなどを起こす全身発作などがあります。

犬のてんかんの4大原因!症状・対処・治療法とは

2.甲状腺機能低下症(こうじょうせんきのうていかしょう)

シェルティの飼育に関しての注意事項とは?甲状腺機能低下症は老犬に発症することが多い病気で、のどにある甲状腺ホルモンの機能が弱まることで起こります。
不活発、むくみ、脱毛などの症状がみられます。
発症した場合は投薬治療が必要になります。

3.コリーアイ症候群

目の遺伝性の病気で、眼球の外側にある強膜の一部が拡張して起こります。
病状が進行すると失明につながることもあります。

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治療費の目安

参考ですが、各病気の治療費をご紹介しておきます。

動物病院は自由診療なので、治療費は地域や病院によって前後します。近所で実際に犬を飼っている方の口コミも参考にしましょう。もしあまりにも高額な場合はセカンドオピニオンも検討してください。

初診料:500~1,500円
てんかん:1,500円~6,000円程度/月
甲状腺機能低下症:1~2万円/初診
(投薬治療)4,000~8,000円/月

ノーフォークテリアが気をつけたい病気

ノーフォークテリアは比較的、遺伝的な疾患が少ない犬種です。

しかし、白内障、緑内障といった眼病についてはかかりやすく、中年期から発症する場合があります。また小型犬が罹りやすい病気として股関節形成不全が挙げられます。更に病気では無いのですが、猟犬としての性格から、ネズミなどの小動物を追いかけるのに夢中になって、壁にぶつかってケガをするような場合もあります。

治療費の目安

参考ですが、各病気の治療費をご紹介しておきます。

動物病院は自由診療なので、治療費は地域や病院によって前後します。近所で実際に犬を飼っている方の口コミも参考にしましょう。もしあまりにも高額な場合はセカンドオピニオンも検討してください。

初診料:500~1,500円
白内障:外科手術(一眼)20~30万円程度、入院は5~7日間程度
投薬治療:3,000~8,000円程度/月
緑内障:(診察・検査等)5,000~10,000円/回
(外科手術)10~20万円
股関節形成不全(手術の場合):15万〜70万円

ビーグルが気をつけたい病気

ビーグルは遺伝的疾患が少なく、丈夫で健康な犬種として知られています。

そのような中でも掛かりやすい病気がいくつかあります。

1.椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアは手術となると合併症を引き起こすなどのリスクがあります。予防のために、太りすぎに注意したり、腰に負担のかかる運動は避けましょう。

2.糖尿病

糖尿病はシニア期に発症の多い病気ですが、若年時にみられることもあります。太り過ぎないように食事や運動に気をつけるようにしましょう。

3.外耳炎

外耳炎は耳の垂れている犬種がなりやすい病気といわれています。

菌の繁殖などにより、音の通り道である外耳道に炎症が起こり、汚れ・臭いが強い・首をしきりに振る・耳をしきりに掻くなどの症状が見られます。その菌により、皮膚病を引き起こす場合もあります。定期的な耳の状態チェックや、シャンプー後は濡れたままにせず、乾燥させるなどの対策をしましょう。

治療費の目安

参考ですが、各病気の治療費をご紹介しておきます。

動物病院は自由診療なので、治療費は地域や病院によって前後します。近所で実際に犬を飼っている方の口コミも参考にしましょう。もしあまりにも高額な場合はセカンドオピニオンも検討してください。

初診料:500~1,500円
椎間板ヘルニア:(外科手術)20~50万円程度、入院は7日間程度
(投薬治療)5,000~数万円程度/回
糖尿病:1~3万円/月
外耳炎:平均12,000円/初診

ボストンテリアが気をつけたい病気

Closeup on thoughtful medical doctor woman in officeボストンテリアは飼う上で、気を付けておきたい病があります。

気をつけたい病気についてですが、白内障、皮膚疾患、膝蓋骨脱臼、鼻腔狭窄、口蓋裂、口蓋裂白内障、心臓疾患、パターン脱毛、色素過剰症、アカラス症、水頭症、乳腺腫瘍、肥満細胞種などです。

あと、たまに見られる病気としてあげられるのが、二重睫毛です。

飼うにあたって事前にしておきたい検査は特にはありませんが、定期的な健康診断を受診することも愛犬のためにおすすめします。

こちらでは、ボストンテリアのかかりやすい疾患、特長、病気についてご説明いたします。

1.白内障(はくないしょう)

白内障は水晶体が白く濁り、瞳孔に白点がみられる病気で、症状が進行すると失明につながることがあります。ボストンテリアの場合、老性や先天性などが原因で起こります。

あらかじめ犬目のケアサプリなどを併用しておくのもオススメです。アイケアサプリについては下記の記事で詳しくご紹介しています。 【犬の眼のケア】獣医師が認めた犬用アイケアサプリ「毎日愛眼」

2.膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)

膝蓋骨脱臼は小型犬に多い病気で、ヒザやヒジの関節が緩くてはずれやすくなります。関節に無理な負荷をかけないよう、しっかり運動をさせて関節周りに筋肉をつけることが必要です。

また定期的な検査をするのも大切です。

3.皮膚疾患(ひふしっかん)

ボストンテリアは、皮膚が弱いため皮膚疾患を起こしやすいといわれています。定期的なブラッシングやトリミングは皮膚病予防に効果的です。

4.熱中症

黒白のボストンテリア熱中症は熱が体内にこもってしまった状態で、「めまい」「痙攣」「吐き気」「頭痛」などが全身に起こる症状の総称です。ひどい場合は意識を失い、そのまま死に至ることもありますが、きちんと予防しておけば防ぐことができる病気です。

ボストンテリアは暑さ寒さにとにかく弱いので、夏はもちろんですが、春先や秋の残暑の時期も室内の温度管理に気をつけましょう。

犬の熱中症に注意!熱中症の症状や対策、治療について

治療費の目安

参考ですが、各病気の治療費をご紹介しておきます。

動物病院は自由診療なので、治療費は地域や病院によって前後します。近所で実際に犬を飼っている方の口コミも参考にしましょう。もしあまりにも高額な場合はセカンドオピニオンも検討してください。

初診料:500~1,500円
白内障:外科手術(一眼)20~25万円程度、入院は5~7日間程度
膝蓋骨脱臼:10~35万円(片足)
皮膚疾患:平均15,000円/初診
熱中症:3万円~ 

キャバリアの健康上の注意点と気をつけたい病気

1.耳への注意

キャバリアはたれ耳であるため外耳炎が懸念されます。
痒そうにしていたり、赤くなっていたりする場合は早めに動物医院で診てもらいましょう。

また10日に一度は耳の手入れをしてあげてください。早期発見につながります。

2.膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)

膝蓋骨脱臼は、キャバリアに限らず小型犬に多い病気ですが、膝の皿が脱臼して歩行が困難になる病気です。

後ろ足を痛がる素振りやスキップをするような素振り、つま先立ちの様な歩き方をしていたら受診してもらったほうが良いでしょう。

3.心疾患

Stethoscope in handsキャバリアがかかりやすい病気に遺伝由来による心臓疾患があります。

キャバリアの人気が高まった時期に、一部のブリーダーによって近親交配が頻繁に行われるようになり、図らずも致命的な心臓疾患の発生率を高める一因となってしまいました。

キャバリアの寿命が他の犬種に比べて高いのも、この重大な疾患の発生率の高さによるものでしょう。キャバリアを迎えたら、まずは心臓に疾患がないかしっかり検査をしておいてください。

犬の心臓病の4大原因!症状・治療法・予防習慣とは

4.臍(さい)ヘルニア

「臍ヘルニア」とはいわゆる「出べそ」のことで、悪化すると抑えてもヘソが引っ込まず、嘔吐や腹痛といった症状が出ます。

治療費の目安

参考ですが、各病気の治療費をご紹介しておきます。

動物病院は自由診療なので、治療費は地域や病院によって前後します。近所で実際に犬を飼っている方の口コミも参考にしましょう。もしあまりにも高額な場合はセカンドオピニオンも検討してください。

初診料:500~1,500円
外耳炎:平均12,000円/初診
膝蓋骨脱臼:18~30万円/平均
臍ヘルニア:(外科手術)7~10万円

ペキニーズが気をつけたい病気

横を向いて舌を出したペキニーズペキニーズの飼育の際に、気をつけるべき病気をご紹介します。

ペキニーズは暑さに弱いため、熱中症には注意しましょう。
また、鼻が短い犬種にありがちな鼻腔狭窄や結膜炎にも注意が必要です。
脚が短いため、椎間板ヘルニアにもなりやすいといわれています。

1. 熱中症

ペキニーズは先述した通り、体温調節が元より上手いとは言えない犬種です。
そのため、他の犬よりも熱中症にかかりやすい傾向があります。

犬は体内に熱が溜まっても体温調節が上手くできません。
室内で発症してしまうと死に至ってしまう危険性もあります。

舌を出して水分の発散もできませんし、暑さによってストレスを溜め込む傾向にもありますので、室温には気を使ってあげましょう。

2.椎間板ヘルニア

ペキニーズのように脚が短い犬種はヘルニアの発症率が高くなりがちです。

椎間板ヘルニアは手術となると合併症を引き起こすなどのリスクがあるので、予防のためにも太りすぎに注意したり、腰に負担のかかる運動は避けるようにしましょう。

犬の5種類のヘルニア解説!症状・治療方法とは

3.鼻腔狭窄症(びくうきょうさくしょう)

鼻腔狭窄症(びくうきょうさくしょう)は、気道がせまくなってしまい呼吸がしにくくなる病気です。ペキニーズのような鼻が潰れた短頭種は鼻腔の構造上、もともと気道がせまくこの病気になりやすい傾向があります。

先天性の遺伝でなることがほとんどなので、ペキニーズのイビキが常にうるさかったり、ちょっとした運動でも呼吸が乱れる場合は、この病気の可能性があります。

治療費の目安

参考ですが、各病気の治療費をご紹介しておきます。動物病院は自由診療なので、治療費は地域や病院によって前後します。近所で実際に犬を飼っている方の口コミも参考にしましょう。もしあまりにも高額な場合はセカンドオピニオンも検討してください。

初診料:500~1,500円
熱中症:3万円~
椎間板ヘルニア:20~50万円程度、入院は7日間程度
鼻腔狭窄症:6万円~15万円(手術の場合)

シーズーが気をつけるべき病気

シーズーは体が丈夫で病気にかかりにくい犬種と言われていますが、鼻が短い短頭種のため、この種類に多い病気には気をつける必要があります。

例えば、気管虚脱、外耳炎、眼瞼内反症、熱中症、鼻腔狭窄などです。

1.気管虚脱

「気管虚脱(きかんきょだつ)」は、気管が扁平に変形することで十分な酸素を吸えない呼吸困難になる病気です。

中老齢の小型犬に発症することが多く、また肥満により誘発することが多いため、食事に注意が必要です。

症状としては、ガチョウの「ガーガー」という鳴き声に似た咳の発作が現れ、悪化すると呼吸困難やチアノーゼを引き起こす場合もあります。

特に、呼吸器や心臓に負担がかかりやすい夏場に発症しやすいと言われているため、日頃から気管へ負担をかけないように注意しましょう。

2.外耳炎

外耳炎(がいじえん)は耳が垂れている犬種に起こりやすい病気で、菌の繁殖などにより、音の通り道である外耳道に炎症が起こります。

その菌により、皮膚病を引き起こす場合もあります。

3.眼瞼内反症(がんけいないはんしょう)

眼瞼内反症(がんけいないはんしょう)は、まぶたのフチが眼球の内側に入り込みやすくなり、まつげが眼を刺激して炎症を起こしてしまう病気です。
いわゆる「逆まつげ」のことで、目にかゆみや痛みが起こります。

4.熱中症

シーズーは先述した通り、体温調節が元より上手いとは言えない犬種です。
そのため、他の犬よりも熱中症にかかりやすい傾向があります。

犬は体内に熱が溜まっても体温調節が上手くできません。
室内で発症してしまうと死に至ってしまう危険性もあります。

舌を出して水分の発散もできませんし、暑さによってストレスを溜め込む傾向にもありますので、室温には気を使ってあげましょう。

犬の熱中症に注意!熱中症の症状や対策、治療について

5.鼻腔狭窄(びくうきょうさくしょう)

鼻腔狭窄症(びくうきょうさくしょう)は、気道がせまくなってしまい呼吸がしにくくなる病気です。

シーズーのような鼻が潰れた短頭種は鼻腔の構造上、もともと気道がせまくこの病気になりやすい傾向があります。

先天性の遺伝でなることがほとんどなので、シーズーのイビキが常にうるさかったり、ちょっとした運動でも呼吸が乱れる場合は、この病気の可能性があります。

6.乾性角結膜炎(かんせいかくけつまくえん)

乾性角結膜炎はいわゆるドライアイのことで、目の表面が乾いて、角膜と結膜に炎症が生じた状態になることです。眼球面積の大きな犬種がなりやすく、また遺伝的な要因も考えられます。

治療費の目安

参考ですが、各病気の治療費をご紹介しておきます。

動物病院は自由診療なので、治療費は地域や病院によって前後します。近所で実際に犬を飼っている方の口コミも参考にしましょう。もしあまりにも高額な場合はセカンドオピニオンも検討してください。

初診:500~1500円
気管虚脱:(手術の場合)30~40万円
外耳炎:1~2万円/初診
眼瞼内反症:3,000〜5,000円/10万円(手術の場合)
熱中症:3万円~
鼻腔狭窄症:(手術の場合)6万円~15万円
乾性角結膜炎:1~4万円

 

柴犬が気をつけたい病気

柴犬はほかの純血種の犬に比べて犬種特有の病気が圧倒的に少ない犬種なんです。

これは実は日本犬ファンの間では有名な話でもあります。柴犬は縄文時代から日本で生活しているので、日本の風土や気候が身体に合っているんです。なので、ストレスが少なく過ごすことが出来るので、病気になりにくいと考えられています。

このような背景から、特有の病気というのが少ないという特徴があります。ですが、だからと言って病気にならない訳ではないので、比較的なりやすい病気について説明していきます。

柴犬は皮膚病には注意しましょう。これは、日本が衛生的に環境が整っているので、なんらかの菌に免疫が弱いという原因から、皮膚が影響を受けてしまうのです。

皮膚に関しては早期発見が大切なので、日々のブラッシングが大切です。コミュニケーションも兼ねて、ブラッシングを欠かさないようにしましょう。

治療費の目安

参考ですが、各病気の治療費をご紹介しておきます。
動物病院は自由診療なので、治療費は地域や病院によって前後します。近所で実際に犬を飼っている方の口コミも参考にしましょう。もしあまりにも高額な場合はセカンドオピニオンも検討してください。

初診料:500~1,500円
皮膚炎:平均15,000円/初診

ミニチュアシュナウザーが気をつけるべき病気とは?

1.尿結石(にょうけっせき)

尿結石は、腎臓、尿管、膀胱、尿道のいずれかに石や砂ができておしっこがうまく出せなくなる病気です。血尿がでたり、頻回にトイレに行くけれど尿量が少ない、排尿時に痛がることがあります。
重症になると尿が出なくなり、食欲もなくなります。ひどくなると命に関わることもあります。

2.白内障(はくないしょう)

獣医師の診察風景ミニチュア・シュナウザーは、若年性の白内障にかかりやすい傾向があります。
白内障は水晶体が白く濁り、瞳孔(どうこう)に白点がみられる病気で、症状が進行すると失明につながることがあります。

予防法はありませんが、早期発見により点眼薬での進行を遅らせる、外科手術により視力回復させることができます。

3. 進行性網膜萎縮症

進行性網膜萎縮症(しんこうせいもうまくいしゅくしょう)は、網膜が萎縮して正常に働かなくなる遺伝性の病気で、だんだん目が見えづらくなりやがて失明してしまいます。
もし発症してしまったら飼い主が環境を整えてあげることが重要です。

4.膵炎(すいえん)

膵炎はミニチュアシュナウザーがかかりやすい病気の一つで、膵臓(すいぞう)が作り出す膵液(すいえき)によって炎症を起こしてしまう病気の総称です。とくにメスがかかりやすいといわれています。

症状としては食欲不振や下痢、嘔吐、発熱、脱水症など。急性の膵炎ではとても強い腹痛を伴います。

膵炎の原因は色々ありますが、犬の場合は肥満や高脂肪の食事を続ける、殺虫剤の誤飲などが関連が高いです。

5.糖尿病

ミニチュア・シュナウザーは肥満傾向が強い犬種といわれているため、肥満が原因となる糖尿病にも注意が必要です。

糖尿病は血液中のグルコース(糖)を細胞内に取り入れるインスリンというホルモンの働きが悪くなることで血液中の糖分が多くなり、尿から糖が検出される病気です。

糖尿病が発症すると、食べているのに体重が減る、水を大量に飲むなどの症状が起こり、また上記の説明にもありますが白内障を併発することもあります。

そのため適度な食事と運動を心がけましょう。「可愛いから」「食べたそうにしているから」といって必要以上の量をあげてしまっては愛犬のためにはなりません。

ご家族でのしっかりとした健康管理が必要です。また上記のような症状が見られた場合は、すぐに動物病院へのご受診をおすすめします。

6.皮膚疾患(ひふしっかん)

皮膚疾患はシャンプーやトリミングで予防することはできますが、根治は難しく、投薬、食事、シャンプーなどで時間をかけて治療していく必要があります。毛が抜けにくい分、毛が伸び続けるのできちんとお手入れをして清潔にする事が大事です。

治療費の目安

参考ですが、各病気の治療費をご紹介しておきます。
動物病院は自由診療なので、治療費は地域や病院によって前後します。近所で実際に犬を飼っている方の口コミも参考にしましょう。もしあまりにも高額な場合はセカンドオピニオンも検討してください。

尿道結石:8~15万円
白内障:(手術の場合)20~30万円
(投薬治療)3,000~8,000円/月
進行性網膜萎縮症:1~3万円
膵炎:3~10万円
糖尿病:1~3万円/月
皮膚炎:平均15,000円/初診

パグの健康上の注意

赤いスカーフのパグ

1. 熱中症

この病気は人間にとっても気をつけなければならない病気の一つです。犬種にとっても、直射日光の熱に気をつけるのに変わりありません。

体内に熱が溜まることで体温調節がうまくいかず、室内で発症してしまうと死に至ってしまう脅威があります。

パグは先述した通り、体温調節が元より上手いとは言えない犬種です。

舌を出して水分の発散もできませんし、暑さによってストレスを溜め込む傾向にもありますので、気温には気を使ってあげましょう。

犬の熱中症に注意!熱中症の症状や対策、治療について

2. 角膜損傷

この病気は目が大きい構造をしているパグにとって切り離せない病気の一つです。原因としては、散歩中に草木によって目を傷つけることで角膜裂傷を起こすこととなっています。

また、頭部をぶつけるなどの衝撃で目の組織に影響が出ることでも起こるためパグのいる周辺に角ばった物を置かないよう気をつけましょう。

3. 対処法

熱射病に関しては、室内の温度を28度前後を維持して湿度も60%程度にしておきましょう。角膜損傷に関しては、散歩をするコースは平坦な道を使い家具などには十分気をつけましょう。

治療費の目安

参考ですが、各病気の治療費をご紹介しておきます。

動物病院は自由診療なので、治療費は地域や病院によって前後します。近所で実際に犬を飼っている方の口コミも参考にしましょう。もしあまりにも高額な場合はセカンドオピニオンも検討してください。

初診料:500~1,500円
角膜損傷:(眼瞼縫合術・結膜弁被覆術等)片眼4~5万円
(角膜縫合術)片眼10万円以上
熱中症:3万円~

チャイニーズ・クレステッド・ドッグが気をつける病気

チャイニーズ・クレステッド・ドッグの飼育の際に、気をつけるべき病気をご紹介します。

1. 皮膚疾患

チャイニーズ・クレステッド・ドッグはアレルギー性皮膚炎やアトピー性皮膚炎の皮膚疾患に注意しましょう。治療は投薬の他に、食事を改善したり、皮膚を清潔に保つことが大切です。

2.レッグペルテス病

レッグ・ペルテス病は、1歳以下の小型犬によくみられる病気です。後ろ足の血管の働きに異常が起こり、足を引きずったり痛がったりします。普段から歩き方を観察して早期発見につとめましょう。

3. 心臓疾患

心臓疾患も、チャイニーズ・クレステッド・ドッグで気をつけたい病気です。老犬に多く見られ、疲れやすくなるなどの症状があります。病院の定期健診を行うことで早期発見・早期治療につながります。

4.骨折

活発なチャイニーズ・クレステッド・ドッグは、骨折に注意しましょう。高いところからジャンプをさせない、無理な運動はさせない、周りに危険な物は置かないことが大切です。

5.歯周病

チャイニーズ・クレステッド・ドッグのへアレスタイプは、遺伝的に欠歯が多くエナメル質が少なく歯周病になりやすいといわれています。ハミガキの習慣を欠かさず、定期的なチェックを行うことをオススメします。

8ニューファンドランドが気をつける病気

ニューファンドランドの飼育の際に、気をつけるべき病気をご紹介します。

1. 股関節形成不全

股関節形成不全(こかんせつけいせいふぜん)は、股関節が成長するにつれて股関節が変形し歩行に支障をきたしてしまう病気です。普段から歩き方を観察して、何か異変を感じたら病院で診察してもらいましょう。

2. 肘関節形成不全

肘関節形成不全(ひじかんせつけいせいふぜん)は、肘関節を構成する骨や靭帯などに異常がある病気です。生後7~9か月で発症する可能性が高く、遺伝的な要因が多いと考えられています。股関節形成不全を併発していることもあります。

3.胃捻転

胃捻転(いねんてん)は、なんらかの原因で胃の内容物が発酵し、臓器が圧迫されてしまう病気です。発症した場合、緊急手術が必要になることがあります。食事の前後の運動は避け、早食いや水のがぶ飲みをさせないようにしましょう。

4. 大動脈弁下部狭窄症

大動脈弁下部狭窄症(だいどうみゃくべんかぶきょうさくしょう)は、大動脈の扉の下部分が狭くなってしまい、心臓の働きが悪くなる病気です。ニューファンドランドは、生まれつきこのような心臓疾患になることがあります。

5. 熱中症

ニューファンドランドは、寒さには強いですが、暑さに弱い犬種ですので熱中症にも気をつけましょう。室内のエアコン調整、十分な水分補給、外出する時間帯など熱中症を未然に防ぐようにしましょう。

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