今回はユニ・チャームペットから販売されている「銀のさら」について調べてみました。メリット・デメリット、口コミもまとめてみたので、ドッグフードを購入する際の参考になれば幸いです。
銀のさらの特徴
「品質で『ずっと健康』を。」をキャッチフレーズにしている大手のユニ・チャーム ペット社が販売している製品です。
ユニ・チャームは「銀のさら」の他にも、「愛犬元気」や「ベストバランス」など、犬を飼っている人ならば誰でも知っているような製品を多数販売しています。
「銀のさら」はドライフードでもあまりカリカリとしておらず、やわらかめな食感が特徴です。1㎏あたり700円以上と決して安い価格ではなく、お徳用のビックサイズも販売されていませんが、小分け包装になっているので、新鮮さを長く保つことができます。
毎日のドックフードだけでなく、歯やお腹の健康を考慮した成分の含まれた、おやつやごほうび用の「銀のさら」商品も販売されています。
銀のさらの原材料と安全性
銀のさらの商品データ
容量/価格 | |
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1kgあたり | |
カロリー | kcal/100g |
メイン食材 | |
原産国 | |
穀物 | |
酸化防止剤 | |
着色料・保存料 | |
対応年齢 | |
販売元 | ユニ・チャームペット |
オススメ購入サイト | amazon |
結論から申しますと、「銀のさら」の原材料には犬にとって好ましくないものが多く含まれていて、安全性には疑問があります。
「銀のさら」に含まれる成分の内訳をみてみると、小麦粉やトウモロコシなどの穀類が主原料で、その次に糖類が多く含まれています。続いて肉類、動物性油脂、豆類が含まれており、保存料や着色料も加えられています。
肉食動物である犬には必要のないものである穀物は、与えることでアレルギーを引き起こす場合もあるので注意が必要です。
また、糖類が含まれていることで食いつきが良くなるかもしれませんが、糖尿病などの病気を引き起こすリスクが高まります。3番目に多く含まれている肉類ですが、実際に何が混ぜられているかは不明で、病死した家畜や、内臓や血液が混入されている可能性もある原材料だといわれています。
そのほかにも、加えられている動物性油脂は鮮度や品質も不明ですし、見た目を良くするためだけに入れられている着色料など、ガンを引き起こす可能性のある添加物が多く含まれています。
銀のさらを選ぶメリット・デメリット
「銀のさら」に含まれる糖類の効果で、わんちゃん達には人気の味になっており、食いつきを良くしてくれます。ごはんを選り好みする犬でも、喜んで飽きずに食べてくれることでしょう。もう「銀のさら」しか食べてくれない!などという声もあるほどです。
小分け包装になっていることもメリットの一つ。ドッグフードを酸化から守ることで鮮度をキープし、いつでも新鮮でおいしいごはんをあげることができます。
しかし、安全性は大きなデメリットです。何が含まれているかわからない原材料を使用していたり、肥満やガン、アレルギーを引き起こす可能性のあるものを含む食べ物を愛犬に毎日与えるのは、飼い主としては避けたい行為です。
価格もそこそこしますし、同じような原材料を使用した似たようなクオリティの商品で、もっと格安で売られているものは他にも多数あります。
飼い主さんの本音!銀のさらの口コミ評判は?
「銀のさら」の口コミで1番多い意見は、わんちゃんが喜んでよく食べてくれるというもの。原材料のコラムで触れたように、使用されている糖類や動物性油脂は味を良くしてくれるため、食いつきが良くなるからです。
なかには、もう「銀のさら」以外は食べてくれない!という意見もありました。たくさん食べてウンチも色形よく臭いが少ないという口コミも。また、カリカリではないやわらかめな食感が食べやすいのか、気に入っているようだという意見も寄せられました。
小分け包装については、賛否両論となりました。小分けなので与えやすい、保存しやすい、という声もあれば、お徳用のビッグサイズを安く売って欲しいと思っている飼い主さんは多数いるようです。
銀のさらはどんな犬にオススメ?
好き嫌いがはっきりしていて、なかなか食べてくれるドッグフードが見つからない場合は、「銀のさら」を試してみましょう。
一度食べるとトリコになってしまい、他のドッグフードを食べなくなってしまうわんちゃんまでいるようです。また、食の細い場合や食欲のない場合も「銀のさら」がおすすめですが、食欲旺盛な子にはおすすめできないでしょう。
「銀のさら」に含まれている糖類や動物性油脂はとりすぎることで糖尿病や肥満を引き起こす可能性があるからです。
「銀のさら」は比較的しっとりとした食感なので、カリカリとした食感が苦手で水分のあるやわらかいごはんが好きなわんちゃんにもおすすめです。硬くないので食べやすく、年を取って歯が弱くなっている老犬にも適しています。
まとめ
飼い主さんから寄せられた口コミをみると、「食いつきが良い」、「食欲がなくても食べてくれる」などのポジティブな意見が多い「銀のさら」ですが、たくさん食べてくれるドッグフード=良い商品ということにはなりません。
この商品の安全性は大きな疑問であり、その上価格も安くはありません。使用されている原材料は、安価で健康に悪影響を及ぼす危険性があるものばかりで、愛犬家ならば与えるのを控えているものです。価格が割高になっているのは原材料にかかるコストのためではなく、広告宣伝費などの品質以外のコストをカバーするためです。
毎日食べるものだからこそ、かわいい愛犬には体に良いものを食べて、いつまでも健康でいてほしいですよね。飼い主の責任として、ドッグフードを選ぶときには原材料をきちんと確認して、犬にとって危険なものが入っていないか確認するようにしましょう!