アカナドッグフードは、カナダのチャンピオンペットフーズ社にて製造販売されている、栄養バランスに優れたドッグフードです。
高タンパクで低炭水化物、さらに小麦などの穀物のグレインフリー・グルテンフリーで無添加と安心して与えられるのが魅力。
メインで使用している肉の種類やライフステージにあわせた大きさなど、愛犬に適したフードが選べます。
本記事では、そんなアカナドッグフードのなかでも食いつきが良いと人気の、アカナヘリテージ「アダルト・スモール・ブリード」の特徴について解説しています。
またアカナ「アダルト・スモール・ブリード」の口コミや、カナガンやロイヤルカナンなど人気の高い他社ドッグフードとも比較してみましたので、愛犬のフード選びの参考にしてくださいね。
アカナのドッグフードは原材料と製造方法にこだわる最高品質のフード
アカナヘリテージシリーズの「アダルト・スモール・ブリード」は、1歳以上のあらゆる小型の犬向け(小型犬の成犬用)に成分配合されたドッグフードです。
アカナ「アダルト・スモール・ブリード」には以下のような特徴があり、小型犬の健康維持におすすめ。
- 原材料の60%が鶏肉や魚の肉類
- 小麦や米、ジャガイモ不使用のグルテンフリー&グレインフリー
- ビタミンなどは添加物ではなく野菜や果物で補う
- 防腐剤や香料などの食品添加物も不使用
- 小型犬でも食べやすい小粒タイプ
- 製造から流通まで徹底管理で安全安心
ではまずは商品の特徴や、アカナのこだわりについて紹介いたしましょう。
肉含有量が高く、タンパク質がしっかり摂れる
アカナドッグフードは、世界最高品質の原材料を使用した安全性の高さが特徴です。
また原材料の60%を肉で占めているというのも、アカナの大きな特徴。
アカナ「アダルト・スモール・ブリード」も、原材料の60%を新鮮な鶏肉や鶏肉ミール、七面鳥肉ミール、ニシンミールなどで占めています。
活発な小型の成犬に必要なエネルギーを十分に摂取できる、高タンパクで高脂質なドッグフードなのです。
小麦や米、ジャガイモ不使用のグルテンフリー&グレインフリー
アカナは小麦や大豆などの穀物を使わない、グレインフリーのフードです。
血糖値や体脂肪の上昇につながりやすい米やジャガイモ、トウモロコシなどの単糖の多い穀物も使用しておらず炭水化物摂取が少ないためダイエットにも最適。
小麦や大豆によるアレルギーが心配なワンちゃんや、肥満気味で炭水化物の量が気になるワンちゃんにもおすすめです。
※赤レンズ豆、グリンピース、そら豆は使用していますので、豆のアレルギーがある場合には獣医師と相談してください。
野菜や昆布、果物などもバランスよく配合、添加物使用なし
市販のドッグフードの場合には肉以外から摂れる栄養素を、添加物などで補っています。
たとえば「ビタミン」や「ミネラル」など、パッケージに表記されている場合などがそれにあたります。
アカナのフードではこうした肉だけでは足りない栄養素を、添加物によるものではなく野菜や果物、昆布など自然由来の素材で補っているのが特徴です。
ビタミンなどの添加物が必ずしも愛犬に悪影響を及ぼすというわけではありません。
しかしこうした添加物を少量でも気にされるかたにとっては、食品由来の栄養素のみフードの方が安心して与えられるという場合もあるでしょう。
着色料など必要のない人工添加物は一切使っていません
正規輸入されたアカナのドッグフードでは、着色料や香料などの人工添加物は一切使われていません。また酸化防止剤として使われがちなBHA、BHT、エトキシキンなどの添加材も不使用です。
ゆいいつ自然の原材料だけでは補いきれなかった亜鉛のみ亜鉛キレートを加えていますが、こちらは愛犬が口にしてもまったく問題のない成分です。
添加物などが気になる人にとっては、非常に安心して与えられるフードでしょう。
カナダ地元産 原材料
新鮮鶏肉(12 %)、鶏肉ミール(12 %)、七面鳥肉ミール(12 %)、赤レンズ豆、丸ごとグリンピース、そら豆、鶏脂肪(5 %)、新鮮鶏臓器, (レバー、ハツ、腎臓)(4 %)、ニシンミール(4 %)、新鮮全卵(4 %)、新鮮丸ごとカレイ(4 %)、ニシン油(2 %)、日干しアルファルファ、緑レンズ豆、丸ごとイエローピース、エンドウ豆繊維、新鮮鶏軟骨(1 %)、乾燥ブラウンケルプ、新鮮丸ごとカボチャ、新鮮丸ごとバターナッツスクワッシュ、新鮮丸ごとパースニップ、新鮮ケール、新鮮ほうれん草、新鮮カラシ菜、新鮮カブラ菜、新鮮丸ごとニンジン、新鮮レッドデリシャスリンゴ、新鮮バートレット梨、フリーズドライ鶏レバー、フリーズドライ七面鳥レバー、新鮮丸ごとクランベリー、新鮮丸ごとブルーベリー、チコリー根、ターメリック、オオアザミ、ゴボウ、ラベンダー、マシュマロルート、ローズヒップ
添加栄養素(1kg中):亜鉛キレート:100 mg
畜産学的添加物: 腸球菌フェシウム
代謝エネルギーは3510kcal/kg(250mlカップ1杯につき421kcal)、うち31%がたんぱく質、41%が脂肪、28%がフルーツ、野菜由来です。
※BHA、BHT、エトキシキン等の人工的な防酸化剤は不使用。
引用:アカナファミリージャパン販売サイト(https://www.acanafamilyjapan.jp/ )
※非正規品や旧商品の場合は、成分配合が異なる場合があります。購入時は念のため、カナダからの正規輸入品であるかどうかを確認したうえで購入してください。
スモールブリードは小型犬でも食べやすい小粒タイプ
ヘリテージシリーズの「アダルト・スモール・ブリード」は、アカナシリーズの中でもフードの粒が小さめなのも大きな特徴です。
同じアカナでもほかのシリーズの小型犬成犬向けタイプは、1粒の大きさがおよそ12mm~13mmほどとやや大きめ。
それと比較して「アダルト・スモール・ブリード」のサイズは9mm~10mm程度。
平べったく厚みも5mm程度のため、おくちの小さな小型犬でも食べやすい大きさと形です。
せっかく栄養価が高くて良いフードでも、愛犬が食べてくれないのでは意味がありませんよね。
アカナは小型犬でも食べやすい大きさとおいしさで、食いつきの良いフードとしても人気のフードなのです。
徹底した製造と流通管理
アカナを販売しているチャンピオンペットフーズ社では、製造から販売までのすべての過程を一貫して管理。安全性はもちろん、愛犬の健康や成長のために、べてにおいてこだわってつくったフードを、メーカー側ですべて企画・製造・販売しているのです。
一般的にドッグフードを販売しているペットフードの多くは自社でフードを製造せず、マーケティングや規格にもとづいて、売れそうなフードを企画して外注製造しています。サプリメントや化粧品メーカーと基本、同じような感じですね。
どちらが優れているというわけではありませんが、アカナを製造販売しているチャンピオンペットフーズ社では、それだけ商品に誇りと責任をもって製造販売していることをうかがい知ることができるでしょう。
ロイヤルカナンやカナガンとの違いは?
アカナはいわゆるハイグレード品に分類される高品質のドッグフードです。
類似のハイグレードフードとして、ロイヤルカナンやカナガンなどが有名です。
ではいったい、アカナとはどのような違いがあるのでしょうか。
それぞれフードの特徴を交えながら、比較してみました。
ロイヤルカナン(ミニアダルト)の特徴とアカナとの違い
ロイヤルカナンは多くの種類の中から犬種や大きさ、生活環境や運動量などに合わせて選べるのが特徴。超高消化性タンパクを使用し、消化率90%以上をうたうドッグフードです。鶏肉をメインとして使用し、内臓に負担をかけないよう低脂質を意識してつくられているのが特徴。
ただしとうもろこしや大豆油を原材料に使用しているため、いわゆるグレインフリーフードではありません。また本来はドッグフードに使う必要のない、ビートパルプなども含有。ビタミンやアミノ酸、ミネラル類などは食品ではなく添加物で補っている点や、酸化防止剤としてBHAと没食子酸プロピルを使用しています。
小麦や大豆などの穀類不使用、亜鉛以外の添加物は無添加のアカナとは、ここが大きく違うところでしょう。
カナガン(チキン)の特徴とアカナとの違い
カナガンはアカナと同様、穀物不使用のグレインフリードッグフードです。高タンパクで低炭水化物、野菜やハーブなども配合したヘルシーさが特徴。骨抜きチキン生肉26%、乾燥チキン25%、チキンオイル3.1%、乾燥全卵3.1%、チキングレイビー1.6%、サーモンオイル1.2%など、肉類の配合が計60%とアカナと同等の高タンパクフードです。
ただし小麦やトウモロコシは使っていないものの、置き換えとしてジャガイモやサツマイモが使われている点がアカナと異なります。またビタミンやグルコサミン、メチルスルフォニルメタン(抗炎症・抗アレルギー作用成分)などの栄養成分は添加物で補っている点も異なる部分でしょう。とはいえ危険性のある酸化防止剤や香料などの添加物などは不使用です。
栄養価の面や高タンパク・高脂質という点ではカナガンとアカナと非常にいています。しかしジャガイモ不使用で低炭水化物のアカナと比べ、カナガンではジャガイモを使用しているのが異なる点。ビタミンなどの添加物もカナガンでは使用している点も、違いがありますね。
グレインフリーで無添加・高タンパクのフードならアカナがおすすめ
アカナは高タンパクで低炭水化物、栄養価の非常に優れたドッグフードです。
小麦や大豆といったアレルギーをおこしやすい素材も原材料に使用していないので、アレルギーのある愛犬にも安心して与えられます。
亜鉛以外のビタミンやミネラル、酸化防止剤などの添加物は一切なし。肉だけでは不足しがちな栄養も、野菜やフルーツなど自然由来の食材で補えます。
高タンパクのグレインフリーフードをお探しのかたで、なおかつ添加物は極力避けたいという場合には、アカナはまさにぴったりのフードだといえるでしょう。
アカナヘリテージ「アダルト・スモール・ブリード」の口コミや評判
アカナドッグフードを愛用されている飼い主さんたちは、アカナをどのように評価しているのでしょうか。
利用者の口コミや評判をいくつか紹介しましょう。
- 某フードからアカナにして以来、愛犬のお腹の調子も良くうちの子にはあっているなと実感しています。食いつきもとてもよく、皮膚炎も改善し毛並みもつやつやになり褒められることが多くなりました。毎日元気よく過ごしてくれているので、このまま続けていきたいです。
- 少しでも愛犬のお腹の負担を減らしてあげたくて、アカナを与えはじめました。アダルト・スモール・ブリードは、ほかのアカナのフードと比べても小さめで、うちの子も食べやすいようです。毎日とにかくモリモリとよく食べてくれます。ウンチも緩くなることなく、いい感じです。
- 行きつけのトリミングサロンでおすすめされて購入しました。6歳のポメラニアンですが、毎日よろこんで食べてくれています。粒の大きさもそうですが、平べったい形も食べやすくていいのかなと思っています。
- アレルギー気味の子にと、某ドッグフードからの乗り換えでお試し購入しましたが、あまりの食いつきの良さにびっくりしています(笑)今のところとくに問題もなさそうです。おなかの調子もいいですし、口臭やウンチのニオイが気にならなくなってきました。
アカナヘリテージ「アダルト・スモール・ブリード」の口コミで、最も多く目にするのが「粒の大きさ」や「食べやすさ」です。また「食いつきが良い」といった評価も多くされているようですね。
継続的に利用されている人の声としては、「毛並みや毛艶が良くなった」「口臭が改善した」との口コミも目立ちました。
アカナドッグフードの類似品や偽物にご注意ください!
品質が費用に高く、人気の高いアカナのドッグフード。
実はその人気に便乗して、類似品や偽造品などを販売しているところもあります。
また格安で販売しているアカナ製品のなかには、「並行輸入品」もあります。このような商品の場合、品名に「並行輸入品」「インポート」「直輸入」と記載されています。
正規輸入品とは異なる輸送方法や保管方法で日本国内へ入ってきている商品のため、品質に違いが出る可能性があります。また正規のルートとは異なるため、何かあった場合メーカーサポート対象外となる場合があるのです。
カナダのチャンピオンペットフーズ社と契約をし、正規で輸入販売している製品には、商品パッケージに「日本正規品」と「輸入者:有限会社アカナファミリージャパン」の表記があります。
愛犬の健康を守るためにも、必ず正規品かどうか確認の上で購入するようにしてくださいね。