アトピー性皮膚炎・アレルギー性皮膚炎
原因
アトピー性皮膚炎・アレルギー性皮膚炎の原因はいくつかあると言われています。
- ハウスダストや花粉、ノミ・ダニなどのアレルゲン(アレルギーを起こす物質)
- 遺伝的にアレルギー抗体をつくりやすい体質
- 皮膚の保湿力が低下して、皮膚を守ってくれる機能に異常がおきる
- 食べ物がアレルゲンになる
症状
ひどいかゆみがでるのが特徴です。体をかいたり、こすりつける、なめたりすることが原因で皮膚が赤や黒に変色したり、厚くなったりすることがあります。
治療
同じ種類のドッグフードを食べ続けているとアレルギー症状が出てしまうことがあるので、たまに違うドッグフードに変えるる工夫が必要。
アトピー性皮膚炎は軟膏の治療もありますが、ステロイド剤や抗ヒスタミン剤や脂肪酸などを組み合わせて投与することもあります。
最も大切なのは必要な栄養をバランスよく提供すること。食事は体の資本。
効果的な栄養素BEST5
グルタチオン・・・毒を細胞外に排泄してくれ、皮膚の炎症を和らげてくれる
含まれる食材・・・カボチャ、ブロッコリー、アスパラガス、ジャガイモ、トマト、牛すね肉、レバー(牛、豚、鶏)、豚ヒレ肉
EPA、DHA・・・免疫力を良好に保ち、炎症を抑えてくれる
含まれる食材・・・イワシ、サンマ、アジ、ブリ、サバ、煮干し、ちりめんじゃこ、アサリ
タウリン・・・肝機能を強化してくれる
含まれる食材・・・マグロ、サバ、イワシ、アジ、赤身魚の血合い、ホタテ、カキ、アサリ、煮干し
ビタミンB6・・・肝臓への脂肪の蓄積を抑制してくれる
含まれる食材・・・豚モモ肉、いわし、鮭、サバ、マグロ、バナナ、牛レバー、ゴマ、納豆、卵
ビオチン・・・皮膚の健康を維持してくれる
含まれる食材・・・玄米、小麦胚芽、卵黄、大豆、ナッツ、ごま、きな粉
おすすめのドッグフード
オメガ3脂肪酸はDHAやEPAを代表とする脂肪酸です。
外耳炎
原因
カビや菌の繁殖やダニの寄生であったり、原因はさまざまなケースが多いです。全身性の皮膚病(犬アトピー性皮膚炎・脂漏性皮膚炎など)と併発して起こるケースもあります。
症状
汚れ・臭いが強い・首をしきりに振る・耳をしきりに掻くなどの症状が見られます。耳を触られることを嫌がる場合もあります。炎症が耳の奥まで広がると、中耳炎や内耳炎をおこすことも。また、その菌により、皮膚病を引き起こす場合もあります。
治療
寄生虫が原因になっている場合は洗浄剤を使って耳をきれいにします。
アトピー性皮膚炎などアレルギーが原因になっている場合はアレルギーの原因のアレルゲンを犬の飼育環境からなくすことを努力しなければなりません。
効果的な栄養素BEST5
ビタミンC・・・コラーゲンの生成、皮膚や血管を守ってくれる成分。
含まれる食材・・・大根、ブロッコリー、カリフラワー、かぼちゃ、小松菜、さつまいも、ピーマン、パセリ、トマト、ニンジン、パプリカ
ビタミンA、β-カロテン・・・皮膚を健康に保つ
含まれる食材・・・レバー(牛、豚、鶏)、卵黄、ほうれん草、小松菜、ニンジン、かぼちゃ
EPA・・・アレルギーの予防
含まれる食材・・・イワシ、サンマ、サバ、さくらえび、ちりめんじゃこ、煮干し
レシリン・・・細胞膜を構成する
含まれる食材・・・大豆、卵黄
α-リノレン酸・・・EPAの働きをサポート
含まれる食材・・・亜麻仁油、しそ油、えごま油、グレープシードオイル、キャノーラ油、くるみ
おすすめのドッグフード
関節炎・脱臼
原因
生まれつき関節に異常がある先天性と、原因がさまざまな後天性のものがあります。後天性の場合の原因は、激しい運動のし過ぎや肥満や老化、外傷を受けて起こるものなどがあります。
症状
脚を引きずったり、足が地面に付かないように跳ねるようになります。痛みや腫れがあると散歩を嫌がるようになったり、座り込んで動かなくなります。痛みが常にあるのでストレスが溜まり、食欲が落ちたり元気がなくなることもあります。
予防
太らせない・過剰な運動をさせない・高齢になったら関節の健康に配慮したシニア用の食事に切り替える
効果的な栄養素BEST5
たんぱく質・・・体をつくるための基本の栄養素。筋力をあげる。関節炎の改善のためには必須アミノ酸をバランスよく含んだ動物性たんぱく質を摂取すると良い。
含まれる食材・・・鶏卵、牛肉(スネ、スジ)鶏手羽先、カツオ、マグロ、イワシ、鮭、さくらえび、鶏軟骨
コンドロイチン・・・関節の働きをサポートしてくれる成分。グルコサミンと一緒に摂るとよりGood。
含まれる食材・・・ヒラメ、鶏の皮、鶏や豚の軟骨、海藻類、納豆、のり
グルコサミン・・・傷付いてすり減った軟骨の修復を促してくれる成分。
含まれる食材・・・納豆、山芋、めかぶ、さくらえび
カルシウム・・・骨の形成
含まれる食材・・・ちりめんじゃこ、さくらえび、大豆、海藻類
ビタミンC・・・コラーゲンの生成、骨や筋肉の強化
含まれる食材・・・大根、ブロッコリー、カリフラワー、かぼちゃ、小松菜、さつまいも、ピーマン、パセリ、パプリカ
おすすめのドッグフード
肝臓病
原因
犬の肝臓病とは肝臓の機能が損なわれた状態の総称のことです。原因はさまざまで、原因を特定することは困難です。細菌やウイルスなどの感染、長年にわたって肝臓に負担をかけたり、食べ過ぎによる肥満、腫瘍や外傷などが原因になりえます。他の病気の影響など原因が複合している場合もあります。
症状
特徴は疲れやすくなり、元気がなさそうに見えることです。ただ、他の病気でも同じような症状があるので判断がとても難しいです。他には食欲がなくなったり、下痢や軟便が続くこともあります。肝臓に異常があるかどうかは血液検査でわかるので動物病院で検査を受けてください。
効果的な栄養素BEST5
ビタミンB1・・・糖質の代謝促進
含まれる食材・・・小麦胚芽、豚肉、ごま、玄米、オートミール、タラ、レバー(牛、豚、鶏)、ライ麦パン、ほうれん草
ビタミンB2・・・細胞の促進を促す
含まれる食材・・・焼きのり、鶏、豚、牛レバー、干ししいたけ、納豆、サバ、鶏卵、シシャモ、ひじき、タラ、おから
ビタミンB12・・・葉酸をサポート、たんぱく質の合成を促す
含まれる食材・・・しじみ、あさり、サンマ、イワシ、サバ、かつお節、レバー(牛、豚、鶏)
ビタミンC・・・免疫力アップ
含まれる食材・・・大根、ブロッコリー、カリフラワー、かぼちゃ、小松菜、さつまいも、ピーマン、パセリ、トマト、パプリカ、じゃがいも、レンコン、ニンジン
ビタミンE・・・感染症への抵抗力アップ
含まれる食材・・・クルミ、植物油、大豆、味噌、松の実、カツオ、春菊
おすすめのドッグフード
たんぱく質・脂肪・アルギニン・亜鉛・ビタミン・L-カルニチン
良質なたんぱく質
ガン・腫瘍
原因
ガンはひとつの原因で起こるというより、いくつもの原因が重なって時間をかけて発症すると考えられています。原因として可能性の高いといわれているのは、老化、紫外線、放射線、ウイルス、ホルモン、遺伝、化学物質などがあります。
症状
がんの体に現れる特徴的な異変は、できものやしこり、腫れ、体重の減少、鼻血・血便、体の震え・歩行時の異常などです。ガンによっては目立った症状が出ないこともあります。日常的にいつもと違う点がないかよく観察することが大事です。
効果的な栄養素BEST5
葉酸・・・細胞の正常な生成を促す
含まれる食材・・・ほうれん草、ブロッコリー、じゃがいも、大豆、納豆、パプリカ、レバー(牛、豚、鶏)
ミネラル・・・細胞を正常に働かせる
含まれる食材・・・ちりめんじゃこ、さくらえび、大豆、海藻類、玄米、ハトムギ
EPA、DHA・・・血行促進
含まれる食材・・・イワシ、サンマ、カツオ、鮭、アジ、ブリ、サバ、煮干し
ビタミンB6・・・肝臓への脂肪の蓄積を抑制
含まれる食材・・・豚モモ肉、イワシ、鮭、サバ、なす、マグロ、バナナ、牛レバー、ごま、納豆
ビタミンB12・・・葉酸の働きをサポート
含まれる食材・・・しじみ、あさり、カツオ、鮭、サンマ、イワシ、サバ、煮干し
おすすめのドッグフード
口内炎・歯周病
原因
歯周病の原因のほとんどが歯垢と歯石です。歯垢に潜む細菌が歯茎などの歯周組織に炎症を起こす病気です。そして、この歯周病が原因で口内炎ができてしまったりします。口内炎はその他にも外傷や病気が原因でできてしまうケースもあります。
症状
口内炎・・・口内炎は痛みを伴います。食欲がなくなったり、口周りを気にする仕草、口臭・よだれが大量にでるなどの症状は口内炎の可能性があります。
歯周病・・・外見からではわかりにくいので気づいた時には病気が進行してしまっていることが多い病気です。歯周病も痛みを伴うケースもあります。歯がぐらついて硬いものが噛めなくなってしまったり、口臭などの症状は歯周病の可能性があります。
効果的な栄養素BEST5
ビタミンA・β-カロテン・・・細菌感染しないよう粘膜を強化
含まれる食材・・・レバー(牛、豚、鶏)、卵黄、ほうれん草、ニンジン、小松菜、カボチャ
ビタミンB1・・・細胞の再生を促す
含まれる食材・・・豚肉、大豆、鶏肉、胚芽精米、玄米
ビタミンU・・・傷ついた胃腸粘膜を保護する
含まれる食材・・・キャベツ、アスパラガス、セロリ、青のり
ビタミンB2・・・細胞の再生を促す
含まれる食材・・・乳製品、レバー(牛、豚)、イワシ、鮭、緑黄色野菜、豆類、卵黄
ナイアシン・・・血行を良くして、治療を促進する
含まれる食材・・・マイタケ、かつお節、豚肉、玄米、鮭、シイタケ、サバ
おすすめのドッグフード
細菌・ウイルス・真菌感染症
原因
細菌やウイルスが体の中に入り込んで病気になるものを感染症と言います。感染症の予防にはワクチン接種を行うことが大切です。
真菌感染症とは、真菌というカビの一種に感染してしまう病気です。真菌は犬の皮膚に常にある真菌です。犬の抵抗力が下がってしまったときに感染し、発症してしまいます。
症状
感染症はたくさんの種類があり、症状もさまざまです。
真菌感染症の症状は、強いかゆみと脱毛です。犬の真菌の中には人間に感染するものもあります。人間が感染してしまうと水虫やたむしなどを発症してしまうので気を付けましょう。
効果的な栄養素BEST5
ビタミンA・β-カロテン・・・細菌感染しないよう粘膜を強化
含まれる食材・・・レバー(牛、豚、鶏)、卵黄、ほうれん草、ニンジン、小松菜、カボチャ
ビタミンC・・・免疫力の強化
含まれる食材・・・大根、ブロッコリー、カリフラワー、かぼちゃ、小松菜、さつまいも、ピーマン、パセリ、トマト、パプリカ、じゃがいも、レンコン、ニンジン
EPA、DHA、オメガ3脂肪酸・・・免疫力を良好に保ち、炎症を抑えてくれる
含まれる食材・・・イワシ、サンマ、アジ、ブリ、サバ、煮干し、亜麻仁油、えごま油
ビタミンB2・・・活性酸素を抑える
含まれる食材・・・乳製品、レバー(牛、豚)、イワシ、鮭、緑黄色野菜、豆類、卵黄
ビタミンE・・・活性酸素を抑える
含まれる食材・・・クルミ、植物油、大豆、味噌、松の実、カツオ、春菊
おすすめのドッグフード
消化器系疾患・腸炎
原因
消化器系の病気の原因はさまざまですが、感染症によるものが多いです。下痢は細菌やウイルスなどを体外に出そうとして腸が収縮して起こります。大腸性の下痢が続くときは寄生虫が原因の場合もあります。また、フードの急な変化や食べ過ぎや、人間と同じようにストレスが原因で腸の状態が不安定な場合もあります。
症状
嘔吐や下痢、食欲がなくなる、元気がなくなるなどの症状があります。
効果的な栄養素BEST5
ビタミンA・β-カロテン・・・細菌感染しないよう粘膜を強化
含まれる食材・・・レバー(牛、豚、鶏)、卵黄、ほうれん草、ニンジン、小松菜、カボチャ
ビタミンU・・・傷ついた胃腸粘膜を保護する
含まれる食材・・・キャベツ、アスパラガス、セロリ、青のり
食物繊維・・・腸内環境を整える
含まれる食材・・・ゴボウ、キャベツ、海藻類、インゲン豆、オクラ、かぼちゃ、ブロッコリー
ビタミンB12・・・貧血防止
含まれる食材・・・しじみ、あさり、カツオ、鮭、サンマ、イワシ、サバ、煮干し
亜鉛・・・細胞の生成
豚もも肉、卵、カレイ、鮭、牛モモ肉、ごま、レバー(牛、豚)、大豆、のり、青のり
心臓病
原因
犬の心臓病の原因は、先天性や老化による機能の低下、心筋の異常、感染症などがあります。
症状
初期症状は散歩を嫌がったり、疲れやすくなる、などの症状があらわれることがあります。また、病状が進行すると心臓病特有の響くような咳がでたり、心臓から脳に送り出す血液の量が減ってしまい、脳に送る酸素が不足して失神を起こしてしまうこともあります。
効果的な栄養素BEST5
EPA、DHA・・・血流、血行を良くしてくれ、血管の健康を維持する。血圧低下。
含まれる食材・・・イワシ、サンマ、アジ、ブリ、サバ、煮干し、ちりめんじゃこ、アサリ
ビタミンE・・・活性酸素を抑える
含まれる食材・・・クルミ、植物油、大豆、味噌、松の実、カツオ、春菊
ビタミンQ・・・歯周病の予防、心臓の働きを強化する
含まれる食材・・・豚レバー、ブロッコリー、カリフラワー、カツオ、マグロ、かつお節
ビタミンC・・・免疫力の強化
含まれる食材・・・大根、ブロッコリー、カリフラワー、かぼちゃ、小松菜、さつまいも、ピーマン、パセリ、トマト、パプリカ、じゃがいも、レンコン、ニンジン
食物繊維・・・血液中の余分な脂肪を排出する
含まれる食材・・・ゴボウ、キャベツ、海藻類、インゲン豆、オクラ、かぼちゃ、ブロッコリー
腎臓病
原因
腎臓病は種類がさまざまで、現在、原因がきちんとわかっている腎臓病は少ないです。腎臓は血液中の老廃物を尿にろ過する働きをします。腎臓の機能が何らかの原因で不具合が起こってしまう病気を総称して腎臓病と言います。
症状
水をたくさん飲むようになる、尿の回数が増える、便秘、口臭、食欲がなくなってきた。
効果的な栄養素BEST5
EPA、DHA・・・免疫力を保ち、炎症抑制
含まれる食材・・・イワシ、サンマ、アジ、ブリ、サバ、煮干し、ちりめんじゃこ、アサリ
アスタキサンチン・・・活性酸素を抑制
含まれる食材・・・鮭、さくらえび
ビタミンC・・・免疫力アップ
含まれる食材・・・大根、ブロッコリー、カリフラワー、かぼちゃ、小松菜、さつまいも、ピーマン、パセリ、トマト、パプリカ、じゃがいも、レンコン、ニンジン
ビタミンA、β-カロテン・・・歯周病の予防、粘膜強化
含まれる食材・・・レバー(牛、豚、鶏)、卵黄、ほうれん草、ニンジン、小松菜、カボチャ
植物性たんぱく質・・・動物性たんぱく質の代替。たんぱく質制限必要の場合、豆を中心に。
含まれる食材・・・大豆、納豆、そら豆、豆腐、豆乳、枝豆、小豆
糖尿病
犬の糖尿病とは、名前の通り尿に糖がでてしまう病気で、膵臓から分泌されるホルモンの一種「インスリン」が不足して起こる病気です。
原因
糖尿病の主な原因はさまざまですが、主な原因は、
- 先天性
- 肥満
- 早食い・ドカ食い
- 老化(6歳以上の犬に多い)
- 犬種(ミニチュアシュナウザー、ビーグル、ダックスフンド、プードルなど)
等があります。
症状
- 水を飲む量が増える
- おしっこの回数・量が増える
- 食欲はあるのに痩せて体重が減る
- 毛艶や肌の状態が悪くなる
これらの症状がみられたらすぐにかかりつけの病院を受診し、医師の診断・治療を受けることが必要です。
効果的な栄養素BEST5
セレン・・・体を活性酸素から守る
含まれる食材・・・イワシ、ブロッコリー、カリフラワー、かぼちゃ、小松菜、さつまいも、ピーマン、
亜鉛・・・細胞を生成、感染症予防
含まれる食材・・・牡蛎、牛モモ肉、ごま、レバー(牛、豚)、大豆、枝豆、アサリ、煮干し
ビタミンB1・・・糖質の代謝促進
含まれる食材・・・豚肉、大豆、胚芽精米、玄米、枝豆、ニンジン、きのこ類、カレイ、煮干し
ビタミンC・・・免疫力アップ
含まれる食材・・・大根、ブロッコリー、カリフラワー、かぼちゃ、小松菜、さつまいも、ピーマン、パセリ、トマト、パプリカ、じゃがいも、レンコン、ニンジン
ビタミンA、β-カロテン・・・歯周病の予防、粘膜強化
含まれる食材・・・レバー(牛、豚、鶏)、卵黄、ほうれん草、ニンジン、小松菜、カボチャ
ノミ・ダニ・外部寄生虫
原因
ノミ・ダニなどが体表についたり、寄生することが原因です。
症状
ダニ・・・マダニが血を吸うと、大粒の豆ぐらいの大きさに膨れ上がります。激しいかゆみを伴い、痛みがある場合もあります。ダニが何十匹と引っ付くと犬は体の血液が多量に減り、貧血を起こしてしまいます。また、脱毛・フケ・かゆみなどの症状がでたりします。
ノミ・・・ひどいかゆみがあります。ノミもダニと一緒で大量のノミに血を吸われると貧血を起こしてしまいます。重症になると脱毛・フケなどの症状がでたりします
効果的な栄養素BEST5
サボニン・・・老廃物の排泄を促す
含まれる食材・・・大豆、高野豆腐、納豆、みそ、おから、油揚げ、豆乳、小豆
ビオチン・・・皮膚炎の予防
含まれる食材・・・レバー(牛、豚、鶏)、いわし、卵、ナッツ、きな粉、カリフラワー
ビタミンA、β-カロテン・・・皮膚の健康維持
含まれる食材・・・レバー(牛、豚、鶏)、卵黄、ほうれん草、ニンジン、小松菜、カボチャ
イヌリン・・・老廃物の排泄を促す
含まれる食材・・・ごぼう、チコリ、にんにく
イオウ・・・有害ミネラルの排出
含まれる食材・・・大根、にんにく、卵、大豆、マグロ赤身、ブリ、鶏むね肉、ササミ、牛モモ肉、豚モモ肉
排泄不良(涙焼け・体臭・口臭)
排泄不良は本来排出されるさまざまな毒素を体に中にためこんでしまう病気で、そのままにしておくと大変危険な病気です。
原因
体内でできた老廃物の主な排経路は尿です。水分摂取が十分でない子は身体に老廃物をためてしまいます。そのほかの原因として運動不足、ストレスなどがあります。
症状
- 便がでない
- 尿の色が黄色い
- 1日に何度もトイレに行く
- 体臭・口臭
- 食欲不振
このような症状がみられたらできるだけ早くかかりつけの病院に連れて行ってあげて下さい。
効果的な栄養素BEST5
サボニン・・・老廃物の排泄を促す
含まれる食材・・・大豆、高野豆腐、納豆、みそ、おから、油揚げ、豆乳、小豆
タウリン・・・肝機能強化
含まれる食材・・・牡蠣、ホタテ、アサリ、マグロ、サバ、アジ、イワシの血合い
アントシアニン・・・活性酸素の生成を抑制
含まれる食材・・・なす、小豆、黒豆、赤キャベツ、紫サツマイモ
ビタミンC・・・免疫力アップ
含まれる食材・・・大根、ブロッコリー、カリフラワー、かぼちゃ、小松菜、さつまいも、ピーマン、パセリ、トマト、パプリカ、じゃがいも、レンコン、ニンジン
ビタミンE・・・感染症へ抵抗力アップ
含まれる食材・・・クルミ、植物油、大豆、味噌、松の実、カツオ、春菊
白内障
白内障は、6歳以上の犬にみられる老化現象の一つです。水晶体と呼ばれるレンズが白く濁り、視力が低下していく病気です。
原因
白内障には「先天性白内障」と「後天性白内障」の2つがあります。前者は遺伝的要素が強く、予防することは難しいです。後天性のものは加齢や別の病気の2次的影響で発症することもあります。
症状
軽度であれば、少し見えにくい程度なので生活に支障をきたすことはありません。
急激に悪くなる場合、白目が赤くなる、目が開けられない、痛みで涙があふれる、などの症状があらわれます。愛犬の異変に気づいたらすぐに動物病院に連れて行きましょう。
効果的な栄養素BEST5
ビタミンC・・・活性酸素の除去
含まれる食材・・・大根、ブロッコリー、カリフラワー、かぼちゃ、小松菜、さつまいも、ピーマン、パセリ、トマト、パプリカ、じゃがいも、レンコン、ニンジン
ビタミンE・・・抗酸化作用、老化防止
含まれる食材・・・クルミ、植物油、大豆、味噌、松の実、カツオ、春菊
アスタキサンチン・・・目の病気の改善
含まれる食材・・・鮭、さくらえび、いくら
DHA・・・免疫力を良好に保ち、炎症を抑えてくれる
含まれる食材・・・イワシ、サンマ、アジ、ブリ、サバ、鮭、さくらえび
ビタミンA、β-カロテン・・・目の健康を守る
含まれる食材・・・レバー(牛、豚、鶏)、卵黄、ほうれん草、ニンジン、小松菜、カボチャ
肥満
現代の半数の飼い犬が肥満と言われています。肥満の原因のほとんどは、飼い主の間違った健康管理です。ワンちゃんは与えられた食事しか食べられないので、飼い主さんが健康管理をしてあげましょう。
原因
飼い主の食事、またはおやつのあげすぎが原因の場合が多いです。
ほかに病気が原因で肥満になることもあります。内分泌系の病気にかかると肥満状態になったり、内臓や皮膚が腫れて太って見えます。
症状
体重が重くなるので、足腰への負担がかかり、関節や靭帯、椎間板を痛めやすくなります。また、心臓や呼吸器への負担も増えます。
効果的な栄養素BEST5
ビタミンB1・・・糖質の代謝促進
含まれる食材・・・豚肉、大豆、胚芽精米、玄米、枝豆、ニンジン、きのこ類、カレイ、煮干し
ビタミンB2・・・細胞の促進を促す
含まれる食材・・・焼きのり、鶏、豚、牛レバー、干ししいたけ、納豆、サバ、鶏卵、シシャモ、ひじき、タラ、おから
リジン、メチオニン・・・カルニチン合成により、脂肪燃焼効果アップ
含まれる食材・・・鶏卵、鶏肉(ササミ、ムネ)、ヨーグルト、納豆、豚モモ肉、牛モモ肉、マグロ、アジ
食物繊維・・・腸内環境を整える
含まれる食材・・・ゴボウ、キャベツ、海藻類、インゲン豆、オクラ、かぼちゃ、ブロッコリー
リノール酸・・・血中コレステロール減少
含まれる食材・・・植物油
膀胱炎・尿路結石
原因
症状
効果的な栄養素BEST5
ビタミンA、β-カロテン・・・粘膜強化
含まれる食材・・・レバー(牛、豚、鶏)、卵黄、ほうれん草、ニンジン、小松菜、カボチャ
EPA、DHA・・・免疫力を保ち、炎症抑制
含まれる食材・・・イワシ、サンマ、アジ、ブリ、サバ、煮干し、ちりめんじゃこ、アサリ
ビタミンC・・・免疫力強化
含まれる食材・・・大根、ブロッコリー、カリフラワー、かぼちゃ、小松菜、さつまいも、ピーマン、パセリ、トマト、パプリカ、じゃがいも、レンコン、ニンジン
ビタミンE・・・活性酸素抑制
含まれる食材・・・クルミ、植物油、大豆、味噌、松の実、カツオ、春菊
ビタミンB2・・・皮膚や粘膜の健康をサポート
含まれる食材・・・焼きのり、鶏、豚、牛レバー、干ししいたけ、納豆、サバ、鶏卵、シシャモ、ひじき、タラ、おから